別枠表示
クオリアもしくは恐妻家
落ち着いたら、真冬の国へオーロラを見に行こう。 新築祝いに贈られたモノトーンのカーテンを背にして君が言う。 それはまるで、雪解けに射し込んだ光みたいに、、心地よさに溶けこんで、世界に色をつけたんだ。 僕は1人、思考のまどろみに落ちてゆく。 色彩てのは、孤独だ。 黒か、白かなんて人はよくよく悩むけど、結局のとこ、観測者がいなけりゃ それは単なる機械的な波長に過ぎない。 だけども、それは僕も同じなのかもしれない。 突然、サイクロプスのお化けが僕の心に顔を出す。 例えば、これは誰かが見る夢で、僕達は、そこに住む登場人物に過ぎないものかもしれない。と 例えば、僕達は同じ景色を共有しているとゆう錯覚の中を生きもがいてるだけの存在なのかもしれない。と だけど別に、どっちでもいいよ そんなもん 僕は杞憂を投げ捨てて 1つ目お化けに最後の言葉を投げかける。 哲学なんてのは現実の前には往々にして無力なもんなのさ だってそうだろ?? 少し苛ついた様子で妻が隣で呼んでいる どうやって宥めるべきなのか、今僕を救うために必要な思考はそれだけだ。
ログインしてコメントを書く
クオリアもしくは恐妻家 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 129.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-21
コメント日時 2025-01-21
項目 | 全期間(2025/01/22現在) |
---|---|
叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
優しい、思考の巡らせ方が、真実を思考していて、美しいと思います。 クオリア哲学へのアプローチ、そんな考えかと思いましたが、美しい奥様を 持っていらっしゃる方の、美への直観は、妻をどう宥めるべきか、そんなところに行き着く。 まだ年若い夫婦に、与えられた喜びというのは、本当に祝賀されるべきだと思います。
0ありがとうございます これはたしか昔友人にクオリアのお題を与えられて作った詩です コメント本当にありがとうございます 後ほど黒髪さんの作品を見させて頂きますね しかし、僕は今登録したばかりで本当に右も左もわからないのでコメントは遅れると思うのですが、ご容赦ください(_ _)
1