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普通の人々(谷川俊太郎のオマージュ)
慎也は山を登る 原発を嫌悪する 友だちの少なさに劣等感と誇りを感じている 人間の可能性を信じている 茹でた野菜を食べる 他人の目を気にしていないふりをする 友梨佳は無能な上司に腹を立てる 結婚を諦めている 地元のサッカークラブを追いかける 親の介護の準備をする 会社の後輩とのセックスに勤しむ たまに一人で夜に泣く 早苗は一人で映画館に行く この世界を他人事に感じている 仕事先で笑顔を振りまく きれいな顔立ちの人を羨む 自分の顔にささやかな嫌悪と自己愛を感じている ウィダーinゼリーを飲む 普通の人々は、国の行く末は政治家に任せ、日々の出来事に一喜一憂する。 それらの集積が、”世界”であることをなんとなく感じている。 お金集めや昇進に勤しむ人たちは、きっと目の前にある世界に飽きたのだろうと思う。 週末のデートを心待ちにしながら日々を過ごす幸せを知っている人は、きっと他人と争っている暇など無いのだろう。
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普通の人々(谷川俊太郎のオマージュ) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 115.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-14
コメント日時 2025-01-14
項目 | 全期間(2025/01/15現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
そういえば二十億光年の孤独は好きだけど、他をあまり読んでない……(僕の肌に合うのが二十億光年の孤独とかの作風というのもあるけど)
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