別枠表示
ふとうこう
この 幸せとおだやかさに挟まれたじごくに いつか出口があるのか あるいはこのままずっと きみとともにじごくを生きるのか 未来がいつも怖い 私は救いだす手ももちあわせず はげます言葉もなくて むしろ じごくを呪い、自分を嘆き、きみを責める ただ一緒にいることがつらい そう思ってしまうことが悲しい なぜきみは明るいほうを向けないの 光はすぐそばにあるのに どうしてわたしは ありのままを受け入れられないの きみの中にやさしさはあるのに どうしたらじごくを抜け出せるの いつになれば抜け出せるの 螺旋階段をのぼるように 行ったり来たりを繰り返しているような気がしていても いつかは別の場所に出られるだろうか? かき集めたわずかな希望の破片を 何度も取り出し 反芻する 内臓がメリメリと痛み 痛みとイライラで泣いている これは修行 きみを救うことはできないと知り 自分のことは自分で救うしかないことを知り ゆっくりと息をして まっすぐに立ち きみと じごくの中で手をつなごう
ログインしてコメントを書く
ふとうこう ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 266.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-11
コメント日時 30 分前
項目 | 全期間(2025/01/13現在) |
---|---|
叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
じごくの中で、美しい心を持つ。じごくから出たいものですが、きみと私という存在がいることで、 じごくで一人ではないということと、さらに、お互いが救い合えないということを、 やや認めながらも、やっぱり手をつなぐ。切迫する苦しみの中でも、きみを離さない。 じごくの中でも愛を。素敵な詩ですね。
1ありがとうございます たった今いる苦しさの中で、表現に変えることで、読んでいただけて、さらに感想もいただけるなんてすごいことです 嬉しいです
1学校に行くことが救いなのか? 子供は学校に行かないことに救いを見出したのだと思います。 その答えが正しいか否かは、十分吟味する必要があるように私は思いますね。 学校に行かなくても、18過ぎればバイトが出来ます。福祉の世界は連れて行かぬよう。この世界は自立出来ない亡者たちの集まりなので、中にいて溺れない方がいい。
0コメントありがとうございます 学校へ行くことだけが救いだとは思いません ただ外の世界へ向かってほしいと思っています 今はできなくても、いつか
0親依存を求めているとしたら甘えてますね。 僕だったら新聞紙の上に自分のしたうんこを敷いて 「お前これが食えないなら、出てけ。独り立ちするように努力しろ」 と真剣に怒ります。学校に行かないことに親に問題がないなら、甘えさせてはいけません。 学校に行かないこと=自立心がないと捉えるのは間違いだと思います。 私は親と別れたくて家族と別れたくて仕方がなかった。ただ行き先がわからなかったのです。 今はバイトを受ければ良かったんだ探せばよかったんだと思ってますが、長い間自分にはそれをする能力がないと騙されていました。初めて働いたパートで二年勤めました。そして思ったより出来るやつだと褒められたのです。私は騙され続けておりました。才能のないやつとまで言われました。しかし、それはまったくの嘘だった。多数のメディアに経歴なし応募で多数の受賞や掲載歴を作りました。
0つまりどう言うことかと言うと、私のように自立心が強すぎて洞察力がありすぎて才能がありすぎるために、学校や社会システムに対する依存心がまったくないために学校に行かない人も稀にいるわけです。 自立心が強い人間にとり学校ほど愚かな人間を作り上げ、社会依存症を作る場所はない。 立川談志師匠の息子は学校に行かない理由として、おとっつぁんの方が面白くてためになると主張し、これに談志師匠は 「そりゃそうだ。バカな教師のいうことを聞いて学校に行くより俺の家にいた方がいいに決まってる」 と納得したそうですが、それほどの親は世に多くいるわけではない。やはり甘えているか、依存心がない故の非行かどちらかですね。それがどちらなのか? 後者であるならばバイトをさせて寄席でも通わせる人生を進めるのが賢明です。学校に行くより落語家の漫談を聞いていた方が人生の勉強になります。浅草演芸ホールではなく、新宿の紀伊國屋をお勧めします。 もし前者であるならば、現代的な病で確かに救いがないですね。
1ご指摘の内容について、理解できることもあるのですが、子どもの年齢などにもよることかと思います 個人的な事情をこの場で事細かに書くつもりはありません 作品を通しての対話を通り越しているように思いますので… 悪しからず
0ぱぴぷぺさんがこの作品を書くことによって少しでも何かしらの救いになったならそれも詩を書くということの大きな意味だと思います。 ぱぴぷぺさんが直面されている困難の大きさを前にわたしは何も語る言葉をもちませんが、 >内臓がメリメリと痛み/痛みとイライラで泣いている という表現に、わたしもその痛みを共感できたならと思います。 >ゆっくりと息をして/まっすぐに立ち 自分に立ち返るということでしょうか。くるりの「誰が言おうともあてにせず/背筋をただしあせることなく/あきらめずに立ちはだかれ」という歌詞を思い出しました。
1親としての葛藤が、痛いほど伝わってきます。葛藤できない(気づかない、向き合えない)親もたくさんいるので、お子さんは幸せだと思います。
0