別枠表示
不随意な空隙について
髪を乾かしたあとのドライヤーの送風口を後ろ襟首に突っ込んで、服の中にあったかい風を入れるのが好きだった。言語に芯を突かれた部分が経験によるものよりも優勢なような、人格が容認出来ない。そう言う言葉づかい、人はかならず他者から言葉を教わって喋る。よってあのひとは自分にしかわからない言葉でしゃべっていて、いつかそれを忘れてしまい、ただ不規則な間隔としてのこって瞬間瞬間を当人にとり不随意に切り刻むのでした。あるいはある経験について芯を食った言語がそれを規定するときはやっぱり、無味乾燥で不快な意図的なものに絡み取られる。くるくる全否定の循環に陥って、やっぱりそれも忘れてしまって不随意な瞬間瞬間の間隙として残るのです。 余談、彼らの特性についていうと、(表向きにもそうで、そして根底的本質的にそう見えるが)定義を積み重ねている奴らではない。
ログインしてコメントを書く
不随意な空隙について ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 176.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-08
コメント日時 2025-01-08
項目 | 全期間(2025/01/11現在) |
---|---|
叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文