12月 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

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12月    

千円をちぎっても五百円にならない どうしって、て聞いたら睨まれる 九九を覚えても二次関数は空のよう 春に近いところで寒さを感じている 儚さを寂しさと勘違いしてまた明日 身を梳く風に救われて 背伸びをしたらゆらゆらり トンツカタンってトンツカタン 踊って歌えばここは果て 何か悲しい世のそばに


12月 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 579.1
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2025-01-02
コメント日時 2025-01-15
#現代詩
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:579.1
2025/04/13 21時12分20秒現在
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    作品に書かれた推薦文

12月 コメントセクション

コメント数(3)
砂柳
砂柳
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(2025-01-02)

確かにそこに温もりはあるはずなのに、ショーケースの中の宝石みたいに、触れられそうで触れられない。そんな透明な切なさを感じました。冬の寒さに埋もれたような、胸が少し締め付けられる言葉たちでした。

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紅井ケイ
紅井ケイ
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(2025-01-02)

「トンツカタンってトンツカタン」という部分が好きです。

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熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
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(2025-01-15)

これは不思議な感覚ですが、 儚さを寂しさと勘違いして寒さを感じている 春に近いところでまた明日 背伸びをしたら救われて 身を梳く風にゆらゆらり 何か悲しい世の果て 踊って歌えばそばに と強引に読めそうな。逆に置き換えてもトンツカタンの行は変わらない、対称的な行だと思うと面白い。 九九表も対称的で、あれ、二次関数も軸(x=0)の線対称で……なんだか怖くなってきました。 千円も、千切って半分にしても同じでしょう? と。センテンスを千切って並び替えても、同じくらいの価値を感じるでしょう? そういう態度が冒頭示されているような。 面白い。果てにたどり着いたら踵を返して、もう一方の果てへ向かうのもいいなぁ。

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投稿作品数: 1