心は怖れるものが多い存在さ
美しさの熱射角
己の罪滅ぼしだけに存在し
外の世界とは一切介在しない
私は正しかったのかも知れない
しかし、結果はどうだ
言葉を集めていた
音を拾い集めた
記憶は自覚の外の方が大きいのかも知れない
心は怖れるものが多い存在さ
純粋である程に
僕が産まれてきた
真実でさえ大人達は隠した
本当の事を望んでいるのか
酒に酔う様さえ不文律
神々は凍りつく程冷たい宇宙
の欠片と漂流物になった
心は何を頼りにしているのだろうか
奇跡と思い出
血の轍の様に哲学と文学だけが残り
母親達(おんなたち)が天才を産む
男達に与えられた課題は快楽と憂鬱だ--
シンギュラリティ
男の産んだ機械達が孕む未来
太陽が役目を終え
人々の遺産が地表を照らし出す時
笑顔が自由となり
小鳥たちと共に大地は新たな唄を唄うだろう
僕が産まれてきた
真実でさえ大人達は隠した
本当の事を望んでいるのか
酒に酔う様さえ不文律
神々は凍りつく程冷たい宇宙
の欠片と漂流物になった
誰も真実など望んでいなかった
必要とされたものは快楽と憂鬱(メランコリア)
人々は神々さえ葬り、新たな偶像を造り出した
音に乗ったNoizeは人々の心を語り
神の存在 心の在り方を教えた
人々の造り出したもので
今や世界は動いているだろう
心の彩(いろ)は万華鏡の様に繰り返し
僕が産まれてきた
真実でさえ大人達は隠した
本当の事を望んでいるのか
酒に酔う様さえ不文律
神々は凍りつく程冷たい宇宙
の欠片と漂流物になった
心は何を頼りにしているのだろうか 奇跡と思い出 血の轍の様に哲学と文学だけが残り そうだと思います。
1ニヒルに自分の生まれた意味や周りを見つめてみれば、やはりこうした作品は生まれる。 じっくり耳を澄まして目を見開いて、ウィスキーグラス傾けながら心の奥でじっくり詠みたい詩。
1>必要とされたものは快楽と憂鬱(メランコリア) 僕の読み方は自分との照らし合わせで読むので、この一節に焦点が合いましたよーまさしくそーなんですよねー僕にも必要なものはコレとコレなんですよねー詩を書くって行為もまさしくコレですねー僕にはね
1コメントありがとうございます。 小生の詩で 何かしら引っ掛かる一文があったなら 幸いです。
0Nirvanaのカートが好きで ニヒル座標?の視点でモノを観るのが ロック。或いは芸術家の美学 だと思う様になりました。 (単に美辞麗句無しに考えると 斜に構えて、凝り固まってるだけ… なのですが。) ウイスキーを飲みながら省察し 楽しんで貰える。 小生の詩で楽しんでいただけるなら 幸いです。
1コメントありがとうございます。 人は憂鬱と快楽?官能 詩や音楽を求めるものだと思い、 自分の詩の解説は好まないのですが 私の詩の一文を気に入ってもらえた なら幸いです。
0リフレインの部分が鬼気迫っていて、かっこいいです。
1コメントありがとうございます。 リフレインの部分は あまり自信がなかったので 褒めていただき嬉しいです。
0ローゼ・ノイマンさん、Nirvanaのカート・コバーンのようにニヒル座標?の視点でモノを観る美学良いですよね。 これからも楽しみにしています。
1言葉の使い方がとても素敵で、現代の美しい言葉で生みの親である現代を皮肉った作品だと感じました。文末が綺麗で思わず見惚れます。
1小生の詩を 楽しみにしていただけるなんて 恐縮です。
1コメントありがとうございます。 私の詩の中で美点を見出してくれて ありがとうございます。 現在に対して皮肉というより、は ツンデレな斜に構えイズムで 魚?の三枚下ろしの様に解体し 新たな視座、視点を共有出来る形、 に出来ればと思っています。
0良い詩はいつまでも読んでみたいのです。
1