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美術館に、そっと火を
額縁に入れられているのは 過ぎ去った光景たち 君と隣り合って座った石垣 夕暮れの彼方の送電塔 どこまでも広がる原野と畑 ススキの中に佇む歌声 魂を刺すような夜の果ての日々だ 僕はそれらの絵画を目にすると そっと涙を流しては この寂寞の美術館に そっと火をつけていく 死ぬにふさわしいほどの夕焼けの響きの中
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美術館に、そっと火を ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 443.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-31
コメント日時 2025-01-02
項目 | 全期間(2025/01/03現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
心に火を灯す、そっと。 その絵画に心で火を灯すのだろう。
1映画館みたいに暗くて涼しくて快適な美術館に火があれば、それはおそらく暖かくて心地よいものに違いない。火と言うより毛布に近い。そんなイメージってあると思います。
1コメントありがとうございます! 火というモチーフはそういった感じに詩にとってすごくありがたいものなんですよね。
1コメントありがとうございます! 何かを燃やす熱というよりは、何かを包み込む温かさか……
0テイムラー隆一さん、そうですね。 火って、詩にとっての燈みたいなものかもしれませんね。
1火で名画に交響曲を流して寿いであげる、カタルシスのある名画鑑賞ですね!空想力の価値です。
1コメントありがとうございます! 空想、あるいは幻想が僕の創作の強みだからなあ……
1絵画=過去ということでしょうか。 ということは、美術館は「記憶」ということになりますね。
1コメントありがとうございます! 記憶を燃やす、ってことになるのか…どこか幻想的でいいね…… 採用(謎の判定)
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