時枝 ときえ - B-REVIEW
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時枝 ときえ    

あなたの足取りは とても速いので 一緒に歩くのは 途方もない事 せっかくのデート 水族館に行くのにも バスより速く進んで行くので 見失ってしまった どうしようか 時の早いこと 尋常では無いのは 分かっているつもり 枝分かれした 時のどれかを 選び抜いて 新しい時枝と暮らす



時枝 ときえ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 645.9
お気に入り数: 1
投票数   : 3
ポイント数 : 0

作成日時 2024-12-27
コメント日時 2025-01-06
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:645.9
2025/04/13 21時39分50秒現在
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    作品に書かれた推薦文

時枝 ときえ コメントセクション

コメント数(6)
エイクピア
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(2024-12-27)

さすがに徒歩でバスより早いと言うのはジョークなのでしょうが、「デート」や「水族館」の単語からジョークではすまぬ、深刻さが潜在的にあるのかもしれません。

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紅井ケイ
紅井ケイ
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(2024-12-29)

「時枝」というのは最初女性の名前なのかと思っていたら、「枝分かれした時」のことなのですね。

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熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
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(2024-12-31)

最初の二連、想像すると映像が面白くて、引き込まれました。 そうして引き込まれた先、三連目と四連目で考えさせられる。 時のどれかを選び「抜く」っていう感覚が、面白いですね。私もそういう価値観なのですが、人を見る時、その人の過去を選び「抜いて」見ているというか。総合的に見ないんですよね。悪い時期があったな、でも、良い時期もあった、みたいに。相手にとっては人生という時間を連続的に生きてきたわけですが、それを解体して評価したい、という気持ち。 「新しい」時枝と暮らす、ということは、前半も「時枝」ではあったはず。暮らしているうちに速くなるというのは、忘却していくから、ということでしょうか。私たちは、常に誰かを思う記憶の断片と、暮らしていく 良い詩でした。

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ふじりゅう
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(2024-12-31)

優しく読みやすい言葉の中に、時間という難しい題材をうまく隠喩させた良作です。 >あなたの足取りは >とても速いので と、冒頭から「あなた」の具体的な動きを映した後 >バスより速く進んで行くので で、具体のある動きが隠喩であったと気づかされます。こういうトリックをさらりと使えるのは、かなり書き慣れていないとできないだろうと思われます。 >枝分かれした >時のどれかを から始まる最後の連で、また隠喩が始まりますね。もちろん実際に時間軸を選べるわけではないと思うので、「あなた」とは別の人と次の時間を始めるのか、「あなた」と一緒にいる中で起こる色んな選択しを「時間」と置き換えているのか、そういった想像を楽しむこともできます。面白いです。

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田中宏輔
田中宏輔
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(2025-01-01)

恋愛詩ですね。

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長谷川哲士
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(2025-01-06)

皆様、お読み下さってありがとうございます。本来、それぞれの御方にお返事するのが筋と存じ上げますが、叶いません事、お許し下さい。恐れ入ります。

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投稿作品数: 2