糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する    

 気の毒でどうにもあまい。怖い怖いと足を踏みだし、つんのめる。決められた範囲は間怠っこい現状。落とし穴とでも目をまるくして不用品の気分になるガラではない  けれど茫然として眺め居るがいい。あからさまにどばどばしている。振りはらえず疑えずだいたいあたっている。まぁとろりとしょっぱい。おちつかなさ 晩年 始末悪い大地に感じられる私の不安に。さらされ、深くきざむよう隅々までおさまり、鋭くまげられた外部に触れる  またこの演出は明るい陽のいつもの茂みに慄くものでもありました  草木は脱色する。ひかりのあまだれ。知らしめる山ばかりみて気後れしたかぜが身にわびしく参ります。また子は捧げものではありますが白い布が、こころの空洞とつみこみ、斑斑とこさえ こころの傷も、あきれるような腹立たしさではございます。けれどもまた急にふったように大変混み合っている(このところ、)まぁ言葉につまります  もえるような茶色の愛嵐がマイセンに立ちのぼるように、内心驚き 郷愁を満たしていくという夏のおわりの、はじめて味わうものは たいへん浮き沈みをして、食べのこした踊りこをおもわせました  もう うけこたえは、亡者のゆくえと同じ、はかない思い出をハッとつつまれて 厚いガラスごしの凶暴な砂漠地帯が、これらたまらないきが、歓迎せず、かがみかけ乱れはげしい感情がまた呆れ苦痛を誣いて行くものでした  どんな呪いでも業。無理やり辱める、あきらかで/満開  どこかさり気なく、やすらかに死んでいく脚線美だけが 泥沼のいつかをしめす終焉にとびこむようでした  魂消タマゲたように羽ばたくように、三人の母は可哀想に可愛そうに眼をかすめて、そうしておおきくため息をつきほおりだされてしまいます。やけくそなコーフンが父に手を引かれて、しんみりと過去をおう、土砂降りのあめや北風などをつかって あれくるう(、ジャズメロディーとは)  また、見知らぬものを夢想して 鎮魂(ものごごろがつく、)信仰。応じて、ありがちな嚆矢としてネオンサインが飢餓きわまった彗星をのんびりとつれてくるから。鮮明なり華やかな軽蔑、弄ばれるように変わっても捨ているように強いる。門をくぐり ゆかに横たわる境涯  あらだてず緩やかに起伏する草原に絡めるような指を、天鵞絨のリールと結ってやっと手にする。珊瑚礁は螺旋を祀り脂をひいたように退廃美を押しつける。あぁ僕らの悦びは、ゆうべの狐や狸より癇に障るもので、いた両手に、冷酷でふゆかいな幸福ほど、はっきりと手を出して 痛ましさよりも官能的であろうとするなら、異常なほど価値をあたえるだろう  このメビウスの帯に吹きこぼれた過ちがあられもなく、あどけなさをのこす。オルガズムはレンズの一部で、この退屈なとおりすがりのヒトをおもうと、次の朝には身を焼くようなしこりに苛まれます。激情は一陣の風の片鱗であり その好奇心でひととき丸くされ、まばたきすると虚脱した上の空を授ける、木の葉のように揺れ 山裾にたなびく重さに足掻くもの  顔を見るきにもなれない? 本当のことは不条理ですから、そこに怒鳴りたてたいくつもの蝙蝠傘と、みちみちて詰まった煙管をみて。そらを仰ぎ正体をかくし流したりしたものですが、そして抜けおちていく花なのでした。(胸がいっぱいになる)今を、はあはあとお辞儀して むず痒い絶頂を繰り返す真っ青な道徳に脅えているひかりそのものであれ  糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する  うしろめたさが窮屈でたまらないブランコ、さむい通りは長期に渡る鳥のこえが 照り返し よわい者だから澄みきった月夜に似る。ピクセル画のなかにいて。まるで見返しても夢中になっていたあのころが、汽笛を鳴らして去っていくのはまた、じれったいものですから 2024年6月3日


糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 702.4
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-12-23
コメント日時 2024-12-24
#現代詩
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
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閲覧指数:702.4
2025/04/13 20時08分29秒現在
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    作品に書かれた推薦文

糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する コメントセクション

コメント数(4)
三明十種
作品へ
(2024-12-23)

依然として読み手の中空を靄がかって漂っておりますが、理解することは止め汲み取ることも止め、呆けて忙洋と眺めて眼で追うしかないのだなあ、としか、作者の膨大な作品数の総てを読むことは多分不可能であるから、作者がこれからどこに向かいたいのかわからないよねー理想の形を求めて、ずっとずっと紡ぎつづけるのでしょうか

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A・O・I
三明十種さんへ
(2024-12-23)

こめんとありがとうございまーす。大丈夫です、私自身のまなざしも空中を駄々酔ってます、、自分自身もなんだかわからない見つからないからこうして文字に出してみて読解したりするので。まあ、たいとるだけでもおもろいとか、どうしてこういうつながりを生むんだとか、常に疑問点から出発するのが愉快なのかなと思います。まあなんていうか文字と戯れていたいんですね、死ぬまでもちゃもちゃしていたいです(^^)

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作品へ
(2024-12-24)

尖っていますね。この詩を読んで、ピカソの言葉を思い出しました。 ――いい絵には、無数のカミソリの刃が突き刺さっているものだ。 まさにこの詩がその言葉を体現しています。 理性で読むのではなく、感性で味わうべき作品でしょう。文体そのものに鮮烈な個性があり、他者には到底真似できない独自性を獲得されています。 実はあおいさんの作品群を分析し、模倣しようとしたのですが、私には難しかったです。 作品全体に、どこか荒々しい美しさと官能的な魅力が漂っています。 お気に入りに登録させていただきました。

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A・O・I
類さんへ
(2024-12-24)

>あおいさんの作品群を分析し、模倣しようとしたのですが、私には難しかったです でしょうね。簡単に言うとやはりとにかく言葉と響とリズムを重視した重ね掛けた暗喩ですけどね。私も何故こうなるのか説明するのは難しいです。個性しかない感覚で書いてるので。でもまあこの作品はたしか一つの見解をものがたりとして置いていたはずですが、今読むとまったくそうは見えない。書いたとき新境地だなと思ったけど、語彙の選択も甘いし成長したなと感じます。まあ自動筆記でしょうかね(覚えてない)。尖ってるについては、此処ではそういうのだしてないだけなのでね、はい。なんか読み手さんには楽しんでほしいだけなんですね、わたしは。だからこうして楽しんでくれてるので、すごくありがたいことです

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