寒空の下、オルゴールと扉が、泣いている
贈られたプレゼント。中身は空っぽ。
ほどけたリボンで誰かを絞殺したかった
ネオンに溶け込んだ、淡い黄色
暖かさに溺れた、稚魚の青色
この二つの狭間で立ち往生する私
眼前、モミの木は前面だけ、派手に飾られていた。
ナイフすらもらえない
小説の一節にもならない
そんな大きな穴があいた冬
今年も、赤い糸を切る練習をする
嘔吐するんだったら、星屑を
ポルノで汚すんだったら、芥をまとった土星の一つを
封筒と一緒に、ポストに入れたいの。
それが、もし届いたら、紅茶でもどうですか
サンタさん。
夜と六花を添えたお話をしましょう。
教えて下さい
私が良い子か、悪い子か。
作品データ
コメント数 : 2
P V 数 : 53.4
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作成日時 5 時間前
コメント日時 2 時間前
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/12/22現在) |
叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:53.4
2024/12/22 19時10分06秒現在
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一見すると正統的な星菫派的文章に思えるけれど『絞殺』や『嘔吐』と『ポルノ』という穢れを帯びた言葉を使う必要があるのかどうかということをふと疑問に思った。 綺麗な言葉だけでも悲しみを纏った心情は表現できそうなものだけれども……。
0……とは思ったけれど、それでもどことなく綺麗な感じがするのがいい(送信ボタン押して2つも送ることになってすまぬ) こういう丁寧な感じの詩は結構好き。
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