別枠表示
副流煙
悪を悪だと言い切れる強さが 欲しいのです 副流煙は身体に悪いですから 絶対に気をつけてください そんな一言すら 口にするのはこわごわで、、、 なんて世知辛い世の中でしょうか それにもう 天変地異も珍しくなくなって 台風も夏を見離してしまい日本から 季語がなくなってしまいそう 悪は悪でずっとずっといられるのかな ぐらぐらゆらぐだけゆらぐ世界です 話がズレたけれど わたし、 副流煙になりたい ぜったいに身体に ぜったいに毒なので ぜったいに気をつけてください などと言われたいのです はっきり すっきり きっぱりと 副流煙といわれたのなら もっと笑っていられるかもしれなくて わたし 副流煙 だれにもいないばしょでしか 解き放たれなければいいのに 副流煙は わたし だれかがいないと、 絶対に 成り立ちもしないのに 悪でしかない なんて ね
ログインしてコメントを書く
副流煙 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 242.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-02
コメント日時 2024-12-04
項目 | 全期間(2024/12/05現在) |
---|---|
叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
>はっきり すっきり きっぱりと >副流煙といわれたのなら >もっと笑っていられるかもしれなくて この三行から、語り手が自分自身を周囲にとって有害な存在だと自認している様子が伝わってきます。副流煙という比喩に自身を重ねることで、語り手が感じている社会との摩擦や疎外感が逆説的に浮き彫りになり、その切なさが深く響きます。副流煙を題材にした詩はこれまで見たことがなく、その独自性がこの詩の新しさを際立たせています。 >副流煙は わたし >だれかがいないと、 >絶対に 成り立ちもしないのに > >悪でしかない なんて 悪にも需要と供給が存在し、有害な存在として避けられる一方で、必要とされる者もいるという二面性が、非常に切なく描かれています。悪の儚さを感じました。
0コメントありがとうございます。 丁寧に読み込んで頂き、嬉しいです。 悪の儚さ。素敵な煌めきですね。
0禁煙5ヶ月になりますかねー喫煙者から流れてくーる副流煙のによひが気にはなりますねーこれまたええによひするんだわーね!
1ふむふむ。副流煙ていいにおひなんですね。元喫煙者にとっては。勉強になりました。
0