副流煙 - B-REVIEW
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副流煙    

悪を悪だと言い切れる強さが 欲しいのです 副流煙は身体に悪いですから 絶対に気をつけてください そんな一言すら 口にするのはこわごわで、、、 なんて世知辛い世の中でしょうか  それにもう 天変地異も珍しくなくなって 台風も夏を見離してしまい日本から 季語がなくなってしまいそう 悪は悪でずっとずっといられるのかな ぐらぐらゆらぐだけゆらぐ世界です 話がズレたけれど わたし、 副流煙になりたい ぜったいに身体に ぜったいに毒なので ぜったいに気をつけてください などと言われたいのです はっきり すっきり きっぱりと 副流煙といわれたのなら もっと笑っていられるかもしれなくて わたし 副流煙 だれにもいないばしょでしか 解き放たれなければいいのに 副流煙は わたし だれかがいないと、 絶対に 成り立ちもしないのに 悪でしかない なんて ね


副流煙 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 455.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-12-02
コメント日時 2024-12-04
#現代詩
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
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閲覧指数:455.7
2025/04/10 13時26分26秒現在
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    作品に書かれた推薦文

副流煙 コメントセクション

コメント数(4)
作品へ
(2024-12-03)

>はっきり すっきり きっぱりと >副流煙といわれたのなら >もっと笑っていられるかもしれなくて この三行から、語り手が自分自身を周囲にとって有害な存在だと自認している様子が伝わってきます。副流煙という比喩に自身を重ねることで、語り手が感じている社会との摩擦や疎外感が逆説的に浮き彫りになり、その切なさが深く響きます。副流煙を題材にした詩はこれまで見たことがなく、その独自性がこの詩の新しさを際立たせています。 >副流煙は わたし >だれかがいないと、 >絶対に 成り立ちもしないのに >悪でしかない なんて 悪にも需要と供給が存在し、有害な存在として避けられる一方で、必要とされる者もいるという二面性が、非常に切なく描かれています。悪の儚さを感じました。

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尾崎ちょこれーと
尾崎ちょこれーと
類さんへ
(2024-12-03)

コメントありがとうございます。 丁寧に読み込んで頂き、嬉しいです。 悪の儚さ。素敵な煌めきですね。

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三明十種
作品へ
(2024-12-04)

禁煙5ヶ月になりますかねー喫煙者から流れてくーる副流煙のによひが気にはなりますねーこれまたええによひするんだわーね!

1
尾崎ちょこれーと
尾崎ちょこれーと
三明十種さんへ
(2024-12-04)

ふむふむ。副流煙ていいにおひなんですね。元喫煙者にとっては。勉強になりました。

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投稿作品数: 1