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友よ
久方ぶりに電話があった古い友だち 僕らは命が輝く瞬間を共有していたんだな あのときの充実感を今も思い出し懐かしむ だけど友よ 僕らは年取った かつての栄光やかつての胸の高鳴り 何でもできると語り合った日々だったな 何でもできると信じて疑わなかったな 振り返れば季節は冬だ 過去に戻るすべすらなく 僕らはひたすら終わりに向かって進むばかりだ いい人生だったと信じよう 今日このとき最後のときに 僕らが肯定したものについて語り合いたいと願うのだが 僕らを乗せた列車は もう遠くを走ってとどめるすべすらない
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友よ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 147.2
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-02
コメント日時 2024-12-03
項目 | 全期間(2024/12/05現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
人生の重みや儚さが、すべての詩句からあふれ出ているように感じられます。もしも私がさらに年齢を重ねた後にこの詩を読んでいたならば、きっと涙をこぼしていたかもしれません。一部に少し粗削りな箇所が見受けられますが、それがむしろ、心の赴くままに書かれたことの証でもあるように思います。洗練されすぎていないその素朴さが、この詩にリアリティと親しみを与えているのではないでしょうか。それでもなお、この詩の一行一行には、確かな実感を伴う響きがあり、心に深く残る力を感じます。 今の私にとって、この詩は「良い詩だな」という印象ですが、もっと歳を重ねた未来の私にとっては、それ以上の深い感慨を覚える作品になるのではないかと思います。ですので、現在の私というよりも未来の私からの視点で投票させていただきたいと思います。きっと未来の私は、この詩に投票せずにはいられないでしょう。それを確信していますから。
0題名からは高石ともやの同曲名を思い浮かべましたよー友を想う友を慕う詩情は若干の違いはあれど似たようなものであると…夜明けは近いのですよねー
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