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「あなたの弁当箱にエビフライを敷き詰めたい」Ver 2.0
三センチ四方に切り取られた 小さな湖の中で コンビニエンスストアに売られていた ロシア産のマリモが 無料の歯科検診に行けと言って笑う 古ぼけた時計の中で ギアと呼ばれる ごみと同じ運命 繰り返される テクスチャ かがり火を焚いて あなたを待っていた 伸びやかな罪の意識 責められたい 正しく殺して貰えるように生きる 正しく殺して貰えるように生きる 汚れた雪など あるのだろうか キセルの弟の方は 歌が下手だよね 奏でるように ハンドルを切りながら 貴女が笑うのを 聴いている この車 何処へ行くつもりなの? 北千住以外の 赤いクレヨン 折れた 青いクレヨン 無くなった 緑のクレヨン 減らない 白いクレヨン 二本ある 肌色なんて色 ない方がいいだろって人権団体が言い出してもう収拾がつかなくなって笑う 黄色でいいじゃん 太陽の色 私達は、出会ったこともありませんでしたし あなたは私を笑うだけ笑い、傷付けるだけで 分かっていながら私は、何もしたくなかった いつかなんてもう来ません、諦めるからです 愛してるのとのたまうのは他でもない私です そして頭の中にも本当はあなたなんていない 分かっています、ずっと分かっていたんです 泣いているように聞こえるとすれば、それは あなたの心もきっと寂しさでただれてるから 私はせめてもの償いとして あの子の代わりに あなたを愛する 環境依存 と書かれた文字で 昔はパソコンが落ちてた もぐとかりっとるとかで 処理ができなくなっちゃう そもどうしてもぐなんて言葉が 出てきたのか 私はわりと頻繁にもごうとして そのたびにパソコンを落とす 痛みならもうほとんど感じません 寝ることに疑問を抱いたり 朝起きるたびに絶望したり 昼日中にあなたを思い出したり 置き過ぎたりの字を見て少し笑う そんな風に生き辛くはならない もう大人だから 私の本当の名前は どこ行っちゃったんだろうなぁ 君は僕の名前をまるで知らないみたいに 呼ばなかった 君だって知ってたんだ これが本当のお別れになるんだよって みんな寂しがりです 痛む所ならそれ程ありませんが 聞きたいというのなら 悲鳴をあげても構わないですよ それが傷だと気付かれないように笑う君が好き 眼鏡を掛け忘れているあなたが好き 丁寧に隠した みんなの 微笑 岩をも溶かす炎 私達の心の中の青い溜め息
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「あなたの弁当箱にエビフライを敷き詰めたい」Ver 2.0 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 154.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-11-14
コメント日時 2 時間前
項目 | 全期間(2024/11/15現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こりゃまた詰め込めるだけエビフライを詰め込みましたねー
0ヤマザキのダブルソフトを焼いてバターも塗ってあげたい
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