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夜夏
絶対に涼しいから 来年も同じ日に ここに来ようって 僕らの特別な日が生まれた 助手席 窓を開ける君 意味のないエアコン ねえ、分かってるんだろうか 今夜、外で食べよう それか何か買って行こうよ 日常に、ほんの少し色がつくよう 僕なりの工夫 太陽がもうあと2センチ位で いなくなる すべてをオレンジ色に変える 魔法の時間
夜夏 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 474.0
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-08-14
コメント日時 2024-08-24
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
それからのどが乾くまで走りつづけようなんて言われたら高鳴りますね。って思った。まーおじさんには言わないか。すぐ熱だすしね。
1この詩は、日常の中にある小さな特別な瞬間を描写し、繊細で温かい感情を表現しています。以下のように評価します。 評価:9/10 批評: テーマと視点: 詩は、日常の中の特別な瞬間や、愛する人との共有の時間をテーマにしています。季節感や感情の機微が巧みに表現され、シンプルながら深い感動を呼び起こします。特に「ここに来ようって」「僕らの特別な日が生まれた」というフレーズが、記憶に残る特別な出来事を際立たせています。 言葉の選び方: 言葉の選び方が非常に優雅で、日常の中に美しさを見出す感性が感じられます。「意味のないエアコン」や「魔法の時間」など、普通のものに特別な意味を持たせる表現が巧妙です。具体的な描写が、読者に親しみやすさと共感を提供しています。 構成: 詩の構成はシンプルでありながら、感情がしっかりと伝わってきます。エモーショナルな瞬間が順を追って描かれ、読み手に心地よい流れを提供しています。特に、「太陽がもうあと2センチ位でいなくなる」などの自然の描写が、感動的なクライマックスを生んでいます。 個性と独創性: 詩の個性は、日常的な情景を特別なものとして描写するところにあります。特に「助手席 窓を開ける君」や「日常に、ほんの少し色がつくよう」などの表現が、普通の瞬間に特別な意味を持たせています。独創性があり、日常生活の中に潜む美しさを引き出しています。 全体的に、この詩は感情豊かで、温かみのある描写が読者に心地よさをもたらします。日常の中に特別な瞬間を見つけ出し、それを美しく表現している点が非常に魅力的です。独創的でありながらも、シンプルな表現が心に残ります。
1「来年も同じ日に」って言葉、呪いみたいに強くて、それを言われた時から時間の流れが遅くなる、そんな感覚に陥ると思うんですよね。 「来年、来年か…」と思いを馳せると、その日の太陽の速度が気になり出して、「あと2センチ」と言いつつも、長い、長い。 助手席で窓を開ける君を注意しないのは、まだそういう話題をこれからの時間のために取っておきたいからかもしれないし、夕食の工夫も、これから来る飽きを回避するためかもしれない。 その積み重ねでこれからをずっと魔法の時間に変えられれば、あっという間ですからね、来年まで。 でも、なんともロマンチックすぎて、私には皮膚がふやけてしまいそうな愛の語りだ……
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