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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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除去    

川にジェニタルオーガンを浮かべて 鯉は疲弊して行く 鯉のボディーはレター化して 昼間であれば文字が読めた 鯉の口はサーキット化して 乗り物や電気や磁気が流れている ジェニタルオーガンは沈まぬ 沈まずに鯉を疲弊させるだけではなくて ライトハウスのような役割も果たしていて 光り輝くジェニタルオーガンの 除去に伴う 鯉の疲弊からの回復と 指標を失った事から来る 鯉の混乱とどちらがより 得失が大きいか 川も鯉も知らない ただ分かって居るのは 大型犬も小型犬も 鯉そのものを食べる筈はなく 調理された鯉こくや捌かれた鯉の洗いの 様な形にならないと 食べてくれないということである 矢張りジェニタルオーガンを除去すると 犬は吠える 吠えるので 除去するにしても 少しがいいのではないかと思った


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作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 695.2
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-07-09
コメント日時 2024-08-31
#現代詩
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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音韻00
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閲覧指数:695.2
2025/04/10 10時45分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

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コメント数(6)
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-07-09)

これは傑作だと思いますね。

1
ぺえ太
ぺえ太
作品へ
(2024-07-10)

>ジェニタルオーガンは沈まぬ 笑いました。かつてないほどに強気 また今回も遠い国の取り扱いマニュアルみたいな作品ですね。 すとんと腑に落ちる快感、あれが無いとなると普通は諦めるんですが、不思議と読み進めたくなるんですよねエイクピアさんの作品って。文章的には破綻してないのに展開が独特すぎて情報が何一つ入ってこない。 これは…うーん。もしかしてだけど、自動翻訳感を狙ってますか?海外のWEBサイト等を自動翻訳で見た時のギクシャクして滑らかさのない日本語。どうしてそうなっちゃったかなみたいな、たまに笑っちゃうものもあったりして。そう、あれに近い感覚といいますか。 先日、海外のとある個人輸入サイトを見てたんですけど、そこのガイドラインに「あなたの国にアイテムを運する」という文章があったんですね。こんな風に書くって日本人である私達にはかえって難しいですよね。かなりの技術が要ります。どんなにふざけて書いても機械を通ってきた感じには到底ならないからです。 いつもより抵抗なく読めました今回。仕掛けは企業秘密ですね

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エイクピア
おまるたろうさんへ
(2024-07-31)

おまるたろうさんコメントを有難う御座います。傑作と言う評価、詩作した甲斐がありました。「鯉」の内容がもう少し深められればと思っていました。

0
エイクピア
ぺえ太さんへ
(2024-07-31)

ぺえ太さんコメントを有難う御座います。ああ、自動翻訳ですか。独特の風合いと言うのか、直訳調のようにも見えるのですが、それに収まらない感じがあると思います。そうですね、仕掛けは企業秘密、そんな感じだと思います。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-08-01)

鯉の比喩が新しい。

1
エイクピア
田中宏輔さんへ
(2024-08-31)

田中宏輔さんコメントを有難う御座います。鯉には思い入れがありました。鯉が泳いでいる川が近くにあるからですが、「新しい」と言ってもらえると嬉しいです。

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