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Young Girl Put Down Man Blues
俺は忠実に眠る若い細胞(ジーン)に従っている 若い女性(おんな)が写った ピンナップを眺めながら 俺様は若い女性(おんな)に焦がれている 本能の選択だ。 仕方ない落ち度だって分かっている。 愛や恋なんて 性的なものを詩にしたものに過ぎない 多分、明日になれば お前の事なんか全部忘れてしまうさ 俺には古(いにしえ)の呪われた血が流れている お前の為からどこへまでも行くだろうーー 地獄だろうとゴミ溜めだろうと どこへまでも 俺は若い頃、 お前の様な女を抱いて来てはいない 永遠の実像についてなら判るけど… 本能と理性の選択だ たとえ道から外れても アダムの理性よりあの蛇の狡知が勝った 数多くの神話でさえ 美しさを真実と証明する 俺の心は汚辱に塗れながらも最適な選択をした 俺には古(いにしえ)の呪われた血が流れている お前の為からどこへまでも行くだろうーー 地獄だろうとゴミ溜めだろうと どこへまでも
Young Girl Put Down Man Blues ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 921.1
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-01
コメント日時 2024-07-21
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
色ボケのモノローグ詩かと思いきや、そのようなくさみを感じさせない巧さがある。 >俺には古(いにしえ)の呪われた血が流れている >お前の為からどこへまでも行くだろうーー >地獄だろうとゴミ溜めだろうと どこへまでも 悟りの境地ですね。
0ニヒルに物事を捉え見つめているが、根底には熱い血が流れているのだろうか。 渇いた喉にひりつくような暑ささえ、この詩には負けるだろう。
0愛や恋というのは、普通に考えても、理性と本能のミックスされたものと考えるのが妥当かと思います。以下推測ですが、作者もそのことは十分わかっていながら、それでもある種のドラマを引き起こすために、あえて2つを対立させたのではないでしょうか。個人的にはちょっと露悪的に過ぎると思いました。
0秋乃 夕陽さん はちみつさんへ、 拝読有難うございます。 確かに最近の投稿した詩は 性、理性と本能の極限値みたいなのは 意識して書いています。 この詩はファミリーマートで グラビアのピンナップ を立ち読みしている初老くらいの男性 を観て、 或いは、結婚適正期(は関係ないか…) 若い女性を 妊娠に最適な女性を選ぶ本能 とその狡猾なやり口を観て、 美の観念に犬のように服従する 自我の様なもの。 性、美的観念、自然のエゲツ無さ をテーマに書いたと思います。 露骨に映るか…
1おまるたろうさんへ 悟りの境地、うむ… 確かに人間のどうしようもない事 をテーマにして来ました。 執筆は白紙の原稿用紙を前に 坐禅の様な無思考で、 閃いた?文字を写実する そんなスタンスで書いています。 永い禁欲的生活の影響か。 (性のみ皮連みはしないが ポルノは性と哲学的?の思考為 時折、観てしまう…)
0はちみつさんへ 露悪かぁ。 確かに企画モノのように 扱った事はある。
1秋乃 夕陽さんへ いつも熱のこもったコメント 有難うございます。
1ローゼ・またノイマンさん、こちらこそ有難うございます。 ポルノにせよなんにせよ、世に溢れる様々な事象を他人とは別の角度から見たとき、面白い詩が出来上がる例だと思います。
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