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精霊の声
永きにわたる家系図の果て 昏い夜の底でこの館にひとり 終りが無い筈の家譜 だけどそれも僕で終り 馴れ親しんだ孤独 哀しみはない だけど希望もない 無地のキャンバス 墓所のわらべ唄 幕引きは華やかに そして静かに 耳を澄ませば 聴こえてくるのは 精霊の声ばかり 夢魔の樹形図が終る
精霊の声 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 735.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-06-19
コメント日時 2024-06-26
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんというか今の時代とそこに生きるというか死ぬひとの"萎え"を 表現する詩の投稿が多いのだけどこれもそういう萎えを感じる。 生命力の衰退というのが今の詩を書く方々がどうしても滲み出さざるを えないものなのかな。でも「八つ墓村」のような雰囲気はあって 読んで無駄だっとは思えない詩だった。
0墓所のわらべ唄というフレーズが好きです!
0下手くそだが、最後の一行で全体が異化したと思った。読むべし書くべし、読むべし書くべし。
0夢魔の樹形図が終るというラストフレーズは示唆的です。精霊の声はどんなものだったのでしょう。墓所のわらべ唄とは想像力を掻き立てられます。慣れ親しんだ孤独には詩はあるのかなど、あるとして何処に、と追及するとこの詩がわかるような気がしました。
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