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小法師
右に左に 起き上がり 揺れる 小法師 昔を今を 前へ後へ 起き上がり 揺れる 小法師 生を死を 自由 束縛 飽食 飢餓 平和 闘争 挟間で 揺れる 起き上がり 小法師 揺れて 止めて 立ち上がり 逃げろ 小法師 未来へ 逃げろ
小法師 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 813.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-02-03
コメント日時 2018-02-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
小坊師を題材に物事の狭間を表現したのは、なかなか良いと思います。 好みです。 ただ最後もう少し書き加えてもよいかと。 「たとえこの場で揺らめくだけでも」とか。
0揺れるというのは二つに挟まれる事なんだなぁと思いました。揺れるというのは、左に揺れたら戻って右にまた揺れるという事なのかなぁと。面白いのが右左の話で終わって無くて、そこに前後ろという観点をぶっ込んでいる事だと思いました。多分今の時代、あらゆる物事を二分法で語りきる事は難しいと思うのですが、この詩では確かに二つの間で揺れているんですけれども、沢山の二つが挿入されることによって立体的になっているなぁと思いました。二連の末尾に生と死がおかれているのは、そういう様々な物が折り重なる物の中心を貫く物であると同時に、生と死というのが全ての物事の振り幅の最果てにあるものなのかなと思いました。 個人的に、面白かったのは最後の逃げろっていう所で、確かに揺れている間は逃げる事出来ないよなぁと思いました。どのように逃げればいいのかという所は書いてないのですが、書いてあったらライフハックになってしまうのかなと思いました。自分の置かれている状況を認識することがこの詩の本葉であるように思います。揺れているという状態を自覚するのが第一歩というのか。
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