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物語 1
夕日が教室を赤色にしていて 僕が自分の席で悲しんでいると 「天音くん、ではおねがいします」って言うから「承りました」なんて答えたんだけど 考えてみれば先生のあやまちをなんで僕がなんて思っていて、だけどふてくされるのも面倒なんで◯すかとか思ったけど ランドセルにふでばことか ノートとか鍵とか急いで入れて「ではせんせいさようならたけき者もついには滅びぬ」なんて言ってすばやく教室を出ました。 階段をランドセルと身体のバランスを考えながらおりて靴箱まで行って靴に画鋲とか入れられてないか裏返したりして確認して、それから上履きと入れ替えて履きました。 そしてすぐ帰ろうと思ったけどほんとうにうさぎがいなくなっているのか確認だけはしとこうかなと思って学校の裏の飼育小屋に向かいました。 若松兄弟が運動場で点pみたいに突っ立っていたのできっと夜まで棒みたいになってるんだなって思いながら小屋に行くとニワトリはやはり二羽いたけどうさぎは全くいなくて、一応小屋の中に入って敷いている乾燥した草みたいなのを柔らかく踏んで全ての箇所にうさぎがいない事を確認しました。 つまりは自分の家で飼っているうさぎをこの中に入れると言う事。 面倒な約束をしたなと思ったけど 先生にはお世話になっているしやはり愛着もあるので。 それにパターンがいつもと違うので少し期待をしているのもあります 空になっているうさぎ小屋の鍵を閉めて 鍵をズボンのベルト通しにかけて小走りで校門を抜けて家に帰ろうとしてたら 校門のすぐ横でなんか背広を着た50歳ぐらいのイケオジがいるのでじっと見ていたら 「いや、アレ、おじさんハッピー学習の者です」とか言うので 「いえ、学校から家まで帰る途中は知らない人とはちょっと… …」 と言うと「いや、まあそれはそうなんだけど今回はこの役なんだよ、ちょっとノッてくれないと初見殺しみたくなるからさ」 みたいな発言をしてくるので 「色んな事をクリアして彼女と出会う事になるのかな、そうであるなら従うしかないな 正々堂々、やってみようかな」みたいな事を少し大きな声で言ってみると おじさんも安心したみたいで「オケオケ、じゃあコレね教材なんだけどはやい話がコレ契約してくれるとおじさんもハッピーハッピーハッピーで天音くんもお話が進むと言うわけなんだけどオーケーかな?」 とか言うので 「いえ、つまらないものは当然ですが契約しないですよ、それはそうでしょう妥協するにも一定のラインはあります」 とピシャリと言います。 オジは背広のポケットからピース缶をガッツリ出してきてその中から8本ぐらいタバコを掴んでライターの火力を最大にして火をつけました。 「いや、コレ現代人の抱えるストレス オジの気疲れ半端ないって事を表現しているだけだから」と地獄の様な笑いを浮かべました。オジは八本ぐらいのタバコをガッツリ吸い込んでそのまま煙を吐き出しました しかしケムリは何故か出なくて (いや、IQOSなのかよ斬新か)とか思っていたら 「勿論タダとは言わないよ、契約してくれたら特典もある。この世の術と言うか、キャバ嬢達もそうだし勿論おじさんの会社もね」 イケオジは変な効果音と共にフィギュア的なものを出してくる。 「あっマジですかコレ、眠れる森のメンバーのフィギュアですか?」 と少し興奮して聞くと 「そうすね、しかも見てこれ分かる?初期メンだから、結成時のメンバーを再現してるから、どうなの?興味あるよ、ね?」 とピースの束の様なIQOSを吸いながら イケオジ余裕の発言 「ヤバ、土星人じゃないですかー コレどんなシステムなんですか?」 と興奮気味の天音 「ええとね、つまり毎月一体貰えるみたいな感じだね12ヶ月加入してもらえると初期メンバー全員揃うというね」 「初期メンマジ熱い、火星のマリウスとか木星のグリフィスとか全種類集めたいなコレは契約してしまう、子供心チョロいみたいになります」「あっそれはありがたいだけど一応契約書にサインできるのは大人だけなんで 天音クンのご両親とかに書いてもらっても良いかなぁ?」 「いえ、両親はいませんのでおばあちゃんでも良いですか?」 「勿論、大丈夫、おじさん夜になっても此処にいるからおばあちゃんにサインしてもらってこの契約書持ってきて貰える?」 「オーケーですこちらの契約書と土星のノーツのフィギュアと交換みたいな感じですかね?」 「そうそうはやい話がそうだから、おねがいしますね」 「承りました」 僕はそう言って契約書を貰ってランドセルの中に入れてその場を離れました
物語 1 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 576.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-06-01
コメント日時 2024-06-05
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おとなの世界そのものだなと思いました。
0文章がものすごくうまいですね。色々と、B-REVIEWには、沢山の才能が投稿されてくるので、 すごく刺激になります。
0おまるたろうさん 黒髪さん コメントありがとう 怖かったー(未知やすえ) まあ、いいねん まあ、黒髪さんと田中教平さんには手伝って貰ったんだけど インソムニアを起点とした 多重構造としての物語というか 所謂、辿りつかない物語と言うか 今回の物語りも何次受けになるのか 文学における多重下請け構造と言うかまあ、最も現実世界においては 8次受けから依頼人に9次受けとして回ってきたりするので あると言えばあると言うか つまり何が言いたいのかと言えば ドンパチやる前に兎に角100万部余裕で売れる詩集の構造を考えなさいよと言う事でその後ならあとは野となれ山となれ存分に殺し合いして下さいよみたいな感じなんですね その仕組みができるまでは共闘関係にあると言うかまぁ普通それが常識と言うか ん?ちょっと話それてるな ちょっとビジネス忙しい 今日か明日また話するかも〜
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