インドに行くと人生観が変わる! - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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羽田恭

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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羽田恭

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もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

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どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

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インドに行くと人生観が変わる!    

 インドに行くと人生観が変わるって、よく言いますね。では、そういうことについて眼を輝かせて話す人たちは、何を求めて、誰に会いに、インドに行くのでしょうか?  彼らは、日本で日々感じている不満、不遇を他責として肯定するもの、そしてそれを体現するに相応しいであろう貧困層に会いに行きます。彼らは、ガンジス川で洗濯する不潔さや、死体が流れてくる云々の話はしますが、インドの中産階級には決して会おうとしませんし、彼らの存在は、そもそも眼中にありません。どこの国でも中産階級の考え方にはそれほど差はなくて、精々、商慣習、生活スタイルに多少の違いがあるだけですからね。インドの中産階級と会っても、日本と同じように不満が再生産されるだけです。  ちなみに、仕事の関係で日本に出向していたインド人とお会いしましたが、言葉が英語くらいで、性格の本質は日本人とそんなに変わりません。ただ、人懐っこくて、日本人以上に気配りのできる人たちでした。気配りは日本人の大きな特性だと考えている人は多いかもしれませんが、どこの国の人でも日本人と同じように細やかに気を使い人と接するものです。インドに駐在していた人と話しても、インドで人生観が変わったなんてことは(恥ずかしいので、そんなことを言うわけはないが)、聞いたことがない。インドへの不満を言う人はいたが。そもそも、インド駐在員は仕事のためにインドに行ったのであって、人生観を変えるためにインドに行ったわけではありません。  稀にだが、男女差別の激しいイスラム圏に惹かれる女性もいる。男女差別の完全な解消は、その女性の活躍を保証するものではない。全てにおいて公正な社会に放りこまされると、私たちの多くは、自分が取るに足りない人間であること気づかされてしまう。そんな時に、異なる価値観に支配された国に行くと、自分が居るべき場所はここだ!になってしまうのだ。  異なる価値観を認め合おうとよく言うが、概ねそういう人は、異なる価値観を軽蔑しているものだ。人間を規定するものは、価値観ではなく人間性であり、価値観がその人間性を変えうることは稀であって、どんな素晴らしい価値観でも、ご都合主義によって悪用は可能である。要するに、価値観の相違より、ご都合主義の人間性が一番の問題なわけだ。  イスラエルを糾弾する人たちを1930年代のドイツに送り込むと興味深い行動をするかもしれない。まあ、彼らの姿勢は、ある人が殴られている時は知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいるが、いざ殴り返そうとすると、したり顔で首を振りながら暴力は何も解決はしないと言い出すようなところがあり、イスラエル批判は、彼らの怯懦を正当化する役割を果たしている。その意識はないかもしれないが。  イデオロギーや価値観が現実に対する行動に影響を及ぼすことは、あまりない。それよりも、ラーメン屋に列をなすかどうかが、人生観においては遥かに重大だ。 追記  まあ、インドに行って人生観が変わったという人は、最初から人生観を変えるというより、元々あった人生観を肯定するためにインドに行くのですから、変わったというより、隠していたものを、インド旅行にかこつけて表に出しただけですね。インドではみんなその日暮らしだ、だから俺もその日暮らしでいいんだ!でも、ここはインドではなくて日本だから、そういうわけにはいかんし、インド人が皆その日暮らしではない。彼らはその日暮らしの人に会うためにインドに行くので、インドでは皆がその日暮らしに見えるし、インドにその日暮らし以外の人がいたら不味いわけですねえ。



インドに行くと人生観が変わる! ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 17
P V 数 : 882.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-05-06
コメント日時 2024-05-07
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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閲覧指数:882.4
2024/11/21 22時06分25秒現在
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    作品に書かれた推薦文

インドに行くと人生観が変わる! コメントセクション

コメント数(17)
黒髪
作品へ
(2024-05-06)

あなたは、インドに行ったことがありますか?その実体験の後に感想を聞かないと、空想小説 になってしまいます。空想の中でパズルを組み立てても、良いアイディアは湧かないと思うのです。 すみません、少し批判的になってしまいましたが。もし、私の勘が外れており、あなたがインドに 行ったのちでの、文章であるならば、私は私自身の不明を恥じ、謝るのにやぶさかではありません。

0
watertime
watertime
黒髪さんへ
(2024-05-06)

私はインドに行ったことはありません。インド人と話したこと、インド駐在員の方と話したことはありますが。 海外に行ったことはあるにしても、全ての国に行ったわけではないのはもちろんですが、私たちは概ね滞在経験のない国についてもいろいろ話すわけです。 イスラエル・パレスチナ問題でも同じで、口角泡を飛ばしてイスラエルを批判する人も、その多くはイスラエル・パレスチナを訪れてはいないわけです。 また、現代はその国の情報はざっとはわかりますから、全ては空想に基づくとは言えないわけです。 その人の情報リテラシーと、世界を俯瞰した思考ベースにもよりますが。 私たちは全てを経験することは不可能ですから、殆どのことは経験なしの未知のものとして、個人的な狭い経験の中からの推測で判断を行うわけで、 未経験だからそれについて語っても空想小節で意味がないと切り捨てては、何も考えることができなくなってしまいますね。 良いアイディアは、空想の中でパズルを立てるのが原則で、ただし、類似した経験があればそこから加味して将来の仮設の是非を検討することはあります。 まあ、私はインドに行ったので私のインドに行って人生観が変わったは正しいとは全くなりません。 経験を多く積むことは大切ですが、経験の有無がその人の能力の高低を決めるわけではありませんね。

1
watertime
watertime
作品へ
(2024-05-06)

いくらインドに行って、悠久の時間と生死の境目の無さを「悟った」としても、盲腸になったらやっぱり痛いし病院で手術を受けると思います。 まあ、インドでは病気になっても治療を受けられないで死んでいく人が多いのは確かですが、それを知ったからといって病院に行かないとはなりませんし、 万が一彼に医者代が無いとすれば、それをインド経験から正当化しても仕方がないですね。

1
黒髪
watertimeさんへ
(2024-05-06)

嘘のない誠実な返答をありがとうございます。 watertimeさんに毒矢が刺さって、死にかかっているのではないか(比喩)と、危惧した次第です。 現実に行ったことがない国について、そこに行ったか行かないかで議論をするのは、余りに 空議空論です。英語を話せないのに、英語は悪い言葉だ、と主張するのと同断ではないでしょうか。 空想たくましくすることに意味がないとは言いませんが、生きるのは、空想とは違います。 カレーの味が美味しいインドに、憧れる人が多いでしょう。議論とは、勝ち負けのためにするのでは なく、意見の違いを戦わせることであり、たった一人で自問自答しても、答えには辿り着かない でしょう。すると、年を取り、無駄な時間を使い、死ぬことになります。体験したい、 子供の頃から、大人にみあった体験をしたい。パソコンマスターになって死ぬのは、意味が 薄いでしょう。身体を甘く見てはいけない、と、盲腸になって手術を受けるということで、 しっかりと知っていらっしゃいますね。長い詩を書くことに執着したら、大事な事を見逃して しまいますよね。ボタンの掛け違いを、甘く見てはなりません。以上、私からの、忠告です。 B-REVIEWをよく御使用になって、心の病を、直してください。大切な、あなたの、黒髪より。

0
watertime
watertime
黒髪さんへ
(2024-05-06)

黒髪さんはインドに行かれたのですね。 その結果はどうでしたか? 人生観は変わりましたか? もし、変わったのであれば、どのように変わったのか、具体的にお話しください。 あと、私は心の病ではありません。 勝手な憶測で人を心の病と決めつけられては困ります。

1
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-05-06)

読んだので、なんかコメントしようとしたら、すでに盛り上がってますね。なんか、書き込みづらい() ちょっと違う角度で、何か感想を言えたらと思います。 わたしたちは、ある特定の人間の経験のみが特に重要と思っているわけではないですよね。 社会の半分は残酷な事実だし、あと半分は、まやかしで出来上がっていますが、例えば、ある人が決して探り出そうとしないまやかしにたよりきって大きな満足をえていたとしても、そんな状況は(傍から見ている)誰もが望ましくないと感じますよね。 その人がもっとも欲求しているものは、何だろう?といえば、彼が望むような事実、ということになるでしょうか。言い換えると、事実が望み通りに存在すること、ですよね。その、彼が欲求しているものというのは。裏を返せば、彼にとっては、ただありのままにものごとがあるというのでは、彼にとっては、ぜんぜんつまらない。「快楽」がないからですよね。

0
湖湖
湖湖
作品へ
(2024-05-06)

インドに行った者です。仰っていることは想像の域が多くしっくりしない論に感じました。インドは聖俗貧富など価値観の宝庫でスケールが何事もダイナミズムが違うのです。だから人をとっても経験をとっても豪快で身につまされる最高の人生経験をただで積める場所なのですよ。説明してあげる気力がでないのでごめんなさいね!

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watertime
watertime
おまるたろうさんへ
(2024-05-06)

事実というのは概ねつまらないものです。「彼が望むような事実」は「快楽」があるということで、それは価値観がある意味変われば、一瞬、悟りが得られたような感覚が生まれ、楽な気分になるかもしれませんが、時間が経てばそれも徐々に薄れてくるでしょう。外国で見た「望ましい価値観」はあくまで外国のもので、私たちは日本の価値観から自由になれるわけではありませんから。観光で訪れたインドで得た価値観は何の役にも立ちませんが、簿記二級の資格は就職時に大いに役に立つと思います。

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watertime
watertime
湖湖さんへ
(2024-05-06)

「インドは聖俗貧富など価値観の宝庫でスケールが何事もダイナミズムが違う」、これって世間一般に流布されている典型的なインドのイメージですね。インドに行くにしても、「観光旅行」として最初からバイアスのかかった姿勢でインドを見るのでは、「期待通りのインド」が記憶に残る形になります。インドを本当に知るのであれば、仕事か何かで少なくとも一年以上現地に滞在しないと難しいと思います。私の知るインドに行った人は、インドのIT子会社に駐在していましたから、観光で会うインド人とはかなり異なりますね。ただ、行きずりの出会いとビジネスの中での付き合いでは、インド人から受ける印象も違うでしょう。湖湖さんが実際にインドに住んでいたというのであれば、もちろん話は違ってきますが、観光であれば、「最高の人生経験をただで積める」ということにはならないと思います。私の在籍していた会社はいわゆる多国籍企業で世界各国に関連企業があり、アメリカ人、ヨーロッパ、中国人などいろいろな方とお会いしましたが、実のところ、妙な思い込み抜きに接すると、日本人とそんなに変わりません。「アメリカは聖俗貧富など価値観の宝庫でスケールが何事もダイナミズムが違う」とも言えるわけで、何故、インドだけ別だと考えるのか?何らかの刷り込みが私たちにあると考えるのが自然です。そして、本人は変わったつもりでも、外から客観的に評価すると同じようにしか見えません。まあ。インドに行くと人生観が変わるというのは、都市伝説に過ぎないのかもしれませんね。

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おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-05-06)

>事実というのは概ねつまらないものです。 その、watertime様の言い切り方の「質」ですよね。そこに特徴が顕れていると思いました。 例えば、 >イデオロギーや価値観が現実に対する行動に影響を及ぼすことは、あまりない。それよりも、ラーメン屋に列をなすかどうかが、人生観においては遥かに重大だ。 これも、ほんの概略的な哲学、歴史の概念を理解していれば、「木製の金属」みたいな、形容矛盾を含んだ文章だと分かるものですね。 上記の議論、黒髪様のご指摘と、watertime様のお考えとを、どちらも否定するつもりはありませんが、だとしても、とても気を付けないといけない点ですよね。 書き手にとっての「原理原則」ということです。

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watertime
watertime
おまるたろうさんへ
(2024-05-06)

どんなイデオロギー、価値観に染まろうとも、その人の本質たる人間性はほとんど変わりませんよ。 イデオロギー、価値観=人間性ではありませんので。 だから、私の言ったことは、形容矛盾とはなりません。 いくら口で立派なことを言っていても、些細な振る舞いにその人の本性は出てしまうものです。 人を外見で判断してはいけないとは、見た目やご高説ではなく、人の本質を見る目であり、それは自身を見る目でもありますね。

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おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-05-06)

ラーメン屋に列をなすかどうかも、その人の価値観次第ですよ。家系が好き、とか、つけめんは青葉のつけめんじゃないと嫌!とか、ある種のイデオロギーといえるでしょう。

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watertime
watertime
おまるたろうさんへ
(2024-05-07)

彼がラーメン屋に並ぶのは、「家系が好き、とか、つけめんは青葉のつけめんじゃないと嫌!」ではなくて、行列に並ぶのが好き、多くの人が支持するものを良いものだと思う、人間性によるものでしょう。 ラーメン屋の行列に並ぶ人は、他の店、タピオカ屋でも並びますし、薬局(どこでも出される薬は同じ)ですら、人がたくさんいる薬局を選ぶものです。 私自身、そうした場面に遭遇した経験があります。 ある薬局は人で溢れていましたが、他の薬局はガラガラでした。 私は長い時間待つのは馬鹿々々しいので、空いた薬局を選びましたが。 ラーメン屋に列をなす人は、いわゆるB層という人たちですよ。

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おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-05-07)

>ラーメン屋に列をなす人は、いわゆるB層という人たちですよ ちがいます。

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黒髪
watertimeさんへ
(2024-05-07)

watertimeさん、ご返信ありがとうございます。僕は、インドに行ったことはないです。 僕の目からは、watertimeさんは、よっぽどインドに関心があるようですね。 良かれ悪かれ、お金をためて行ってみたらいかが? 自分の説の証明をしないと。 精神病である、と言ったのではなく、心の病、と言ったのですが、人間だれしも、生老病死、 心が健全ではありません。火に包まれた家の中で、気づかない子供を、外へ誘い出すため、 親は、いいおもちゃがあるよと言って、決死の注意喚起を促すのです。 火の車を捨てて、楽しく快適な生活の中で、自分の詩をみつけましょう。

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メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2024-05-07)

価値観よりも人間性という作者の考えには賛同するものですが、価値観を認め合わない人間が何故人間性を語れるのか。その矛盾する答えが明らかにされていない。人間性とは一体なんでしょうか。

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トビラ
作品へ
(2024-05-07)

日本に住んでいても人生観は変わりますね。

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