誰の頭んなか? - B-REVIEW
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誰の頭んなか?    

記憶があなたの可愛い手を辿る 想像がゆっくりと記憶に流れ込む 例えば、 あなたの可愛い手があの子の胸をなぞる あの子ってもしかして 私? だめ あの子はあの子で あなたの可愛い手の中で 満たされた顔して 咲いて喘ぐ 考えてみたらなんでだろう、 私の想像があの子の記憶に侵されるのって?


誰の頭んなか? ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 14
P V 数 : 662.3
お気に入り数: 0
投票数   : 3
ポイント数 : 0

作成日時 2024-05-01
コメント日時 2024-05-11
#現代詩
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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閲覧指数:662.3
2025/04/10 15時10分38秒現在
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    作品に書かれた推薦文

誰の頭んなか? コメントセクション

コメント数(14)
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2024-05-01)

こんにちは。 率直に書いて、最後のフレーズを読むまで、なかなか飲みこむことができない内容というか意味の 作品だなぁ、と思いました。 でも最後のフレーズを読むと、確かになんでだろうと思わされます。 キリスト教に於ける「姦通罪」というのは そもそも頭の中で、人を見て、それを侵す(犯す)ことで成るわけですが キリストは「そんなことしていない人間がいるか?」という旨、突いた。 みんな加害していると。 しかし、そもそも、人を見て、それを見た瞬間、人が記憶に変わったとき 人から、その見た人は加害されている。 とすれば、きっとそれはイスラム的倫理観です。 いや、何、言ってるの?って話ですし、ただ、そういう「むずかしさ」を「易く」するのが 詩であるならば、この作品はギリギリのところでそれが成立しているのかな、と。 ただもっと「易く」してもいいのかな、とも思いました。

1
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-05-01)

もはや東と西とは二つにして解されぬ! というのがゲーテ最晩年の境地ですけど、 まあ、そこまで極褒めしなくとも、 ほりさんは本当に勘がいい人なんだなと思いますね。

1
佐々木春
佐々木春
作品へ
(2024-05-01)

平易な言葉で難解ですが印象的な詩だと思いました。あたまの中をぐるぐる回ります。

1
ほり
田中恭平 newさんへ
(2024-05-02)

読んでいただきありがとうございます! そうですね、自分の記憶や想像って自分の頭の中だし、自分でコントロールできる領域に属するはずです。そして、まさにおっしゃる通り、頭の中で強く想うことによって人を犯すこともあります。だが、自分の頭の中なのに、想像したくないもの、思い出したくないものがそこに忍び込むことがあって、それによって「私」が犯されてしまった気持ちになります。それってなんでなんだろうって思って書いてみた作品です。そこを丁寧に読み取っていただきありがとうございます!

0
湖湖
湖湖
作品へ
(2024-05-02)

女ってセックスの時に男目線が複眼してるときがある気がします。何でかな。ナルシシズムかな?

1
ほり
おまるたろうさんへ
(2024-05-02)

おまるたろうさん、読んでいただきありがとうございます! 西と東は私もわかりません笑  勘がいいのかな、、、内省してみます、

0
ほり
佐々木春さんへ
(2024-05-03)

佐々木春さん、読んでいただきありがとうございます! 頭の中をぐるぐる回る詩にしたかった(ってか、私の頭の中をぐるぐる回ってたものをぺろっと出しただけですけれど)のでそこが伝わって嬉しいです!

0
ほり
湖湖さんへ
(2024-05-03)

湖湖さん、コメントありがとうございます! わかんないですよね、、なんなんでしょうね笑

1
シノハラマサユキ
シノハラマサユキ
作品へ
(2024-05-03)

「記憶があなたの可愛い手を辿る」という一行目が、キャッチーといいますか、名文句といいますか、とても印象的でひきつけられるなあと思います。読んでいるうちに、タイトル通り誰の頭の中のことを言っているのかこんがらがってきたのは私だけでしょうか?

1
万太郎
万太郎
作品へ
(2024-05-03)

不思議な詩です。触れた時の不思議な感触を表現しているような。

1
ほり
シノハラマサユキさんへ
(2024-05-10)

シノハラマサユキさん、コメントありがとうございます! 伝えたかった感覚が伝わったようでとても嬉しいです。読んでいただきありがとうございます!

1
ほり
万太郎さんへ
(2024-05-10)

万太郎さん、コメントありがとうございます! 誰かを思い出すのって確かに触れることに似てますね、、

1
黒髪
作品へ
(2024-05-10)

食べたりするのって、身体に必要です。オートファジーという機構によって、人は自分自身を 食べられるのだそうです。でも、食べているだけではなく、誰かに食べてもらうことで、 身体の機構も本能を果たし、誰かのためにもなるでしょう。その作法が、土足で心に 上がりこむことを、良しとしない。神聖なる儀式だと、誰もが教えてもらったのでしょう。 本能に逆らっていいことは一つもありません。法を破ってはいけませんが、誰かに食べて欲しくて、 仕方のない、というのが、生物の本能だと思います。音楽の捧げものを神に対してしたら、 私達は食べたり食べられたりしながら、お互いに、「関わり合っていく」ということが、生きる 目的だった、と私は理解しています。アメーバのようなものから発生したのですね。 破壊と構築により、より強い身体を維持したい。より優しい心を与え続けたい。 賢さと、力強さと、優しさと、冷静沈着さ。人間の力は無限大です。 ほっと息をつくだけで、生き返るような気がします。空気も水もきれいだといいですね。 家の中で土足ではない日本人の伝統は、暮らしやすいようにできています。

1
ほり
黒髪さんへ
(2024-05-11)

黒髪さん、コメントありがとうございます! 確かに、人間関係って何かをしてもらうだけじゃなくて、何かをしてあげることも大事っていうか、それが叶わないとなんだか不完全か気がします。食べたり食べられたりですね。 健康的な人間関係を築きたいです泣

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投稿作品数: 1