6㎜×35行 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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6㎜×35行    

いつまで中2やってるのっていつまでも馬鹿なふりしてる君が言って、データの重さに押し潰されて死んだ君が信じていたことは間違っていたと昼間画面の向こうのコメンテーターは言って、卒業したらどうする?と馬鹿な私が言った。 誰かがお弁当の前に手を洗わなかったことに絶望していたその間に、世界は終わっていた。あの子のすり傷よりも綺麗なすり傷が、見えない間だけきみと僕は友達でいられる。 僕がきみのことを特別だと思っているのって差別。だから、みんなを嫌うきみだけは世界平和を祈ってもいいよ。 だけど、そんなことは本当はどうでもよくて、元から世界平和なんて僕祈ってないし、君にも祈っていてほしくないし、ただ君が僕のことを特別だと思ってくれればいいなと祈るし、この感情を好きという言葉にしたら9割り零れ落ちていくし、もうそれはいっそ君じゃなくても誰でもいい。君はいつまでも架空でその言葉にした途端本当のこと10割り零れて消滅。まとわりついて嘘。馬鹿。 だいたい愛が地球を救わないことみんな見てるじゃないか8月。


6㎜×35行 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 994.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-03-12
コメント日時 2017-03-21
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:994.5
2024/11/21 22時48分04秒現在
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    作品に書かれた推薦文

6㎜×35行 コメントセクション

コメント数(5)
まりも
(2017-03-12)

花緒さんと、同感でした。冒頭4行、もしくは5行・・・ここがとてもまとまっていて、同時に「最果タヒ」的で・・・後半が作者の「真意」であるならば・・・世界平和なんて、どうでもいい、君が僕のことを特別だ、と思ってくれさえすれば・・・そんなふうに、僕のことを想ってくれる人がいればいいな、という、恋愛待望論、というのかな・・・その先に、もっとツッコメ!その裏を突け!と、喝を入れたいなあ、と感じます。

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百均
(2017-03-14)

>6㎜×35行  っていうのはノートの行間の長さと行数ですね。という事が分かるとこの詩の距離感っていうのはグッと縮まってくる。と思います。ノートに走り書きした言葉の断章。というふうに捉えると、結構愛嬌のある詩なんじゃないかなと思います。つまり、この詩は即興的であるという事です。授業を受けている時になんとなくいいフレーズとか思いついた時にノートに走り書きする事が僕は結構あるのですが、正にそんな感じです。 >だいたい愛が地球を救わないことみんな見てるじゃないか8月。 こういう言い切り方は割と好みで、8月を最後にぶっ込んでくるのが、一方的にシンパシーを感じるというか、僕が勝手に自分のスタイルをこの詩に見ているからかもしれませんが、面白いというよりは共感する感じでこの詩を読みました。だから、評価を受ける作品という所で考えていくと難しいのかなとも思います。中身よりスタイルの方に目が行ってしまうからです。

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もとこ
(2017-03-14)

6㎜×35行と具体的なサイズを書いているところみると、作者が愛用しているノートなのかなと思いました。筋肉少女帯の「香菜、頭をよくしてあげよう」に登場する香菜ちゃんは本当におバカなのですが、この詩の「私」は自分で言うほど馬鹿じゃない気がします。 この詩において私がいちばん気に入ったのは、真ん中の「僕がきみのことを特別だと思っているのって差別。だから、みんなを嫌うきみだけは世界平和を祈ってもいいよ。」の部分。1人だけを愛することが差別で、すべての人間を嫌うことが平等という発想は実に面白い。こういうのは、若い人ならではの発想ではないでしょうか。 ところで複数の方々が「最果タヒ的」という言葉を使っていますが、「○○的」という印象を読み手が受けたことを喜ぶのか、それとも悔しく思うのか。それによって、この先の作風も決まってくるような気がします。最後の一行も良いですね。その昔、ビートたけしの「貧乏人はまず自分を救え」という言葉に大笑いした記憶がありますが、この詩のラストもそれに通じるシビアな視点があると思います。

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三浦果実
(2017-03-15)

本作『6㎜×35行 』は、新種のループ詩である。ループ詩の大家である花緒氏がこのことを見抜けぬぐらい、『6㎜×35行 』は優れた構築性がある。ループさせる、それは、文法で実行することは簡単かもしれない(いや実際は難しいのでしょうが)けれども、読者の脳内でイメージをループさせるなんて離れ業は、奇跡かもしれない。それこそ、サイキックテロルである。 およそ紺にてさん、投稿有難う御座います。

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どしゃぶり
(2017-03-21)

およそ紺にてさま はじめまして。お二つあるうち、こちらの作品のほうが何となく好きなので、こちらにコメントさせていただきますね。 実は私、ひところ最果タヒみたいな詩が書きたくて書きたくて、どうにかしてあの文体で書けないものか、書写したりしてみたりした時期があります。 その結果、わかったことは「自分の中にないものは身に付かない」ということでした。 ということは、およそ紺にてさんの中には「最果タヒ」と共有した精神を持っているということになると思います。それは、取りも直さず、今という時代をしっかりとつかんでいるということではないでしょうか。ですので、今お持ちのものを伸ばしていけば、時代が求める詩を書くことができるのではないかと思います。 詩の内容とは直接関わらないコメントですみません。

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