波間で - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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波間で    

かっこいいからいいのと 君は言ったの 刹那的な感情が ひしめく 海の中で 苦しそうに泳ぐ姿を みんなが見ている 君はとても 立派になったね 楽しそうだね よかったね ことばのシャワーが キラキラ 流れていく つかみたいものが たくさんあったのに いつの間にか 独りぼっちの大海原 浮かぶ暇もなく 泳ぐしかないよ 先にある島を思い浮かべて 水をかきながら ふと思う そこにはただ海があるだけ 海があるだけ


波間で ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 614.1
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-04-16
コメント日時 2024-04-20
#現代詩
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:614.1
2025/04/15 19時05分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

波間で コメントセクション

コメント数(4)
おまるたろう
おまるたろう
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(2024-04-16)

もっと作品を読みたいな!と思いました。

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A・O・I
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(2024-04-18)

ただいめーじとして海や波間だと、果てしないものや寄せ返すこころなんかが思い浮かぶ、迷いふと気づけば、大海原であると自覚している。揺蕩うことなく流れに飲まれるまえに、ただ先にある島へ向かっている。泳ぐしかないという力強い言葉で。作者の中で答えが見えているといいのだが……。しかしいったい何について書いてあるのだろう。君について書かれているのか、君ともうひとりいるのか、謎である

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熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
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(2024-04-20)

ことばのシャワー という表現が素敵ですね。 ただ、ことばは確かにそのような性質を持って当然かもしれません。大切な言葉ほど、掴めずに忘れてしまうものです。詩はまさにそれを体現する世界に思えます。 A・O・Iさんも指摘しているように、答えというか、その独りぼっちの大海原でも、その海はことばのシャワーが溜まったものなら何か前向きになれるものがあるはず。陽に照り返す水面に信じるべき言葉があるとか、深海から呼ぶ声を求めて潜っていくとか、前向きに進む表現が欲しいですね。

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黒髪
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(2024-04-20)

苦しいのか、楽しいのか、海に浮かんで、沈まないで、海の上に顔を出して息をしなければ、 死んでしまう。自灯明、法灯明、自らを島にせよ、法を島にせよ、人生の荒波を、 船に乗って渡って行こう、息が出来なければ死んでしまうから。水と空気とあぶくの イメージが、身体の機能と直結している、私は蟹じゃない、キチン質と蟹みそ。 苦しいからこそよく考える、考えるほど頭がよくなる、むさぼらないで、怒らないで、 愚痴を言わないで。それらの三毒と、さよならできる日がきっとくる、実際にそれが できなかったとしても、心配することはない、心がけるだけで、きっと全てがよくなるから。 忘れないで、美しいものを。心の響きに耳を澄まして。

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投稿作品数: 1