穴 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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人生には、穴がある いつだって、すっぽり入る 一度入ると、抜け出す術はない 周囲の人が通り過ぎる中、誰にも気付かれず、私の足元から深く深く沈んでいく 抜け出せない穴 孤独という穴 穴の中の人生を嘆く 終わりたくない 終わりたくない 穴の中の人生よ 手のひらに力を込め、 ぐっと心に意識を向けた 立ち止まり、 静かに、静かに、私の世界を見た じっと見る 穴の中には世界がある まだ見えない私がそこに存在する世界 私の意識はそこの私へと向かう 穴は新たな世界への入り口 まだ知らない、私という存在への入り口


穴 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 575.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-03-29
コメント日時 2024-04-01
#現代詩
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:575.3
2025/04/10 10時13分06秒現在
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    作品に書かれた推薦文

穴 コメントセクション

コメント数(4)
おまるたろう
おまるたろう
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(2024-03-30)

これは性別関係なくある話ですが、 思春期になるあたりから、 「ほれほれ」と性器を他人に見せつける、 という現象がおきる。 リビドー発達段階でいうところの「男根期」。 個人的な体感だと、 むしろ女性の方が傾向として色濃いと思うのですが、 この詩から感じられるのは、まずはそういうものでした。 「萎える」という人も多いでしょうね、 わたしは嫌いではありません。いい詩です。

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エイクピア
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(2024-03-30)

穴ですか。まだ知らない私と言う存在への入り口と言われれば、何か光明があるような。穴の中にある世界とは何か。すっぽり入ると言うフレーズ。すっぽり入るのは何か。私自身?誰か違う人が?抜け出せないと言いながら、ネクストワールドを提示しているようなそんな雰囲気をこの詩に感じました。

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熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
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(2024-03-31)

救済措置を待てるほど、現実は甘くないですよね。 穴に落ちたなら、その落ちた先で新たな未来を紡ぐ。自力で這い上がったり、他者の手が差し伸べられるような展開じゃなくて、私は好きです。 ただ、穴の中での人生を受け入れるまでの過程を、もう少し盛り込んでみてほしかったなと。それほど強くなれる人間はそう居ないと思いますので……もう少しドラマのようなものが欲しかったです。

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田中宏輔
田中宏輔
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(2024-04-01)

不思議の国のアリスを思い出しました。

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投稿作品数: 1