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冬毛牛
冬毛牛 目を細めて 雪を舐め 大寒に 同じ顔 いつもの顔で 乳母と子牛 氷髭 氷髭 零下にて 息白吹きし 牛と人 雪を見て これは何かと 子牛跳ね 産まれ出で 命吸い 乳を吸い 貰い受け 子牛歩きて 母牛の熱 命と縁よ 命吸い 乳を吸い 貰い受け 産まれ出で 牛を追い 霜月霜付く 息氷り 六花散る 小冬日和の 弥生雲 和牛 息を上げて 白くなり 冬毛牛 空を見上げ 氷髭 冬毛牛 花々見つけ 首傾げ
冬毛牛 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 520.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-22
コメント日時 2024-03-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
好きな詩です。 山口薫の「花子誕生」を思い浮かべました。
0吐く息の白さと冬毛を纏う牛との見事なコンビネーション。寒々とした景色に佇む牛とそれを飼う人の姿が目に浮かんだ。
0花子誕生とは何かと調べて見たら、このような絵画があったのですね。 展示している美術館の解説を読むと、作者の実体験のようです。 自分もまた実体験を描写しているので、接点がありますね。 職場の牛たちは今日も全力で生きています。
1今の職場では放牧はしていないのですが、以前勤めていた職場では搾乳していない牛を放牧していました。 今接している和牛と以前世話していた放牧中のホルスタインのイメージからこの詩を書きました。 牛にも北海道の雪も知らない人にも伝わったのなら幸いです。 ちなみにホルスタインは寒さに強いので真冬でも元気だったりします。 和牛はすぐ体調を崩し大変ですが。
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