別枠表示
.673:怨憎法
How long will I continue to be me? When shall we are free? No answer, No existence, The “Existing” side cannot understand! わたしたちは不当に、不穏に、 あいされている 押さえつける力が、抵抗させない 手足をもいでゆく なにもしらないわたしたちが 不当に、不穏に、叩きつける 内戦、もしくは内部分裂 結果は思想統一に、 いけないんだろうが、 バイナリエディタで得た愛が、 不正データで抱いた愛が、 ──それは全性愛でなく 単なる、生殖への愛だ── それはサムチェックのない 破損した、異なるものへの、 わたしたちは不正に、不快に、 ふやされている 破壊されたあいの結果は生殖 振り切られたらしんばん わたしのらたいが、不備のうちに さらされていく 言葉もなく、それなのに どうしようもなく、涙、 ──からだのきみも、からだじゃない部分のきみも、だれかに明け渡してはならないよ── むかしむかし、そう教わりました 教条は血の海となり あなたは止まった、止した、 今となっては、その原因を よく知っている、わたしは見ている 「見ていた」、だけ、で! ころせ、殺せ、 おまえには腕があるだろう、 ささやく 影が 白い紙、 すてろ、捨てろ、 おまえには脚があるだろう、 ささやく 星が 黒い杖、 痛み続ける胸に手を当て 中指と薬指だけを接続、 わたしの救いは、わたしにしかなく、 わたしの罪は、わたしにしかない 世界の悪へ終止符を フィーネを書かせてくれ その五線譜に、ソースコードに 刻みつけてやれ インクは血で、 誰のものでもいいから かれは手の中の杯を あい、と偽り、渡す、 けがれた、ただれた液の、 幻影の汚染 銀塩の約束の中では つづられなかった、 赤外線のにおいと、 天然色が咲き、 嘔吐、 すばらしいか すばらしくないか 決めさせてくれ、 こんなものは! ──思わずひっくり返した杯に こぼれた液体の形に わたし自身の罪の形が 映り込んだようだった I am in the World, not the World into me, Dogma becomes sin, and I am immersed. In my world, Entity do not have egos, but Entity cannot be escape from Egoself! Jailbreak from the body, Jailbreak from the self.
.673:怨憎法 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1453.7
お気に入り数: 2
投票数 : 6
ポイント数 : 11
作成日時 2024-02-04
コメント日時 2024-03-02
項目 | 全期間(2024/10/31現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 0 |
前衛性 | 1 | 0 |
可読性 | 4 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 3 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 2 | 0 |
総合ポイント | 11 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 4 | 4 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 2 | 2 |
総合 | 11 | 11 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
言葉も無い、程に「詩」である。 阿らず、憚らず、ただひた向きな、存在への呪い(あるい、は)。 喝采、を。
1女性の方だと思うんですけれど、うちの奥さんデータによると、怒りを感じたときの そのカタルシスの表現が、二段、三段構えになっているんですよね。 無敵感があって、やっぱり女性を怒らせてはまずいと日々反省。 それでもだらしない自分がいて、日々精進。一票。
03日前に読んだときは、それほどでもなかったのですが、色々あって、認知も回復して 読んでみたとき、素晴らしいと感じました。 英語の所も、実に感情的ですし、全体に、切実さが表れています。非常に、能弁だと思います。 そして、身の内に感じていることが、正しく、意味深く、良い人生の送り方をされていらっしゃる ように感じます。身の感情を、育てて行く生き方をされている方の、言葉による表現と 思います。詩というものは、こうして書かれると、クリエイティブなんだと。自己が切実 だから、詩も切実になっていると思います。あるいは、自己と言葉の相互作用だと。 英語の文法的に間違っているところを二点指摘させていただきます。 >When shall we are free? これは、When shall we be free?が正しいと思います。 >The “Existing” side cannot understand! これは、The ”Existing” side cannot be understood!が正しいと思います。 あるいは、understandという言葉自体、ほかの単語を使用するべきかとも思われます。 素晴らしい作品を読ませていただいて、良い心持になりました。滋養とさせていただきます。
1鬼束ちひろの月光を思い出したな 月光の歌詞を読んだ時 だいぶ強い言葉が使われているな と感じたが、この作品は それ以上に強い言葉が使われている 月光の場合は歌い手が強い言葉を別の領域に昇華している感じなんだけど、この作品はどのように其れを処理するのかと感じたな 絵と言うか画像で其れを何か昇華すると言うかなんだろうけど まぁだけど作者はそもそもそんな考えは持ってなさそうというか。 恐らくこの作品を理解してもらう為にと言うよりも、求め求められると言うか、嵌るひとだけに嵌れば良いみたいな感じなんだろうと思う そう言った意味で言えばこの作品が良いか悪いかみたいな事は言えないと言うかそれなりに調べてYouTubeも見たけど、ビジュチューンの怖いバージョンみたいな感じだったな テクストそのものに限って言えば 正直もの足りない感じがしたが もはや好みの問題でもある気もするのでなんとも言えない どう考えても万人受けはしない事は 作者自身がかんじていると思うが その立ち位置はまぁ興味があるところかもしれない 単に自己表現なのかもしれないが そうであるなら世界観の構築と言う意味においては良いと言うか 自己を裏切ってはないなと言う感想ですね
0わたしは常に、「なぜわたしが『存在』の側に立っているのか」を重く受け止めていて、わたし自身の人生の課題もその「なぜ」を求めるためにあると思っています。 評価、ありがとうございました。
2>うちの奥さんデータによると、怒りを感じたときの >そのカタルシスの表現が、二段、三段構えになっているんですよね。 わたしは怒りを感じたとしても「それが正当な怒りか」を考えて、証拠集めなどをするのですが、やはり思い出して怒りが湧いてくることがあります。その結果、わたしに非があればわたしはそれを認めて臨戦態勢を解きますし、この世の仕様が原因であれば死後に仕様変更が通りやすいようにできるだけ善行を積みますが……この先はまあ、言わないでおきます。 改めて、一票をありがとうございました。
2ありがとうございます。コメントの書き方が樺沢紫苑氏の本である「学びを結果に変えるアウトプット大全」に書かれている方法の、「最初にポジティブな意見を伝え、後にアドバイスを書く」に則っていて、個人的に、この方式には好感が持てます。 英語についてですが、 I am Japanese, and my highest educational background is a industrial high school graduate. Although I have a Level 4 Industrial English Proficiency Test, I have not received any speciallized English training.(こちら、Google翻訳で正しく出る英文となっているはずです) 上記の英文の意味通り、そういうことなので、「これは、When shall we be free?が正しいと思います。」は、正しいです。 understandに関しては、この言葉に対する憎悪がありますので、ここはそのまま、で。
2>恐らくこの作品を理解してもらう為にと言うよりも、求め求められると言うか、嵌るひとだけに嵌れば良いみたいな感じなんだろうと思う たとえばタロットカードなども、絵を読めない人・価値を知らない人にとっては、ただの小分けにされた小さな紙切れとしか見られないでしょうし、パワーストーンも色の意味や石の歴史を知らなければ、ただの石です。そういった人に対して法を説くよりは、最初から「理解している」人を待つ方が個人的には楽なのです。 >どう考えても万人受けはしない事 言語を用いた芸術にはやや限界があると感じていて、そうすると言語性を欠いたものを作りたくなるんですよね。だから(PC上で動くものとして)作ったんです。 YouTubeのことに言及いただきありがとうございます。現在匿名での作品投稿(たしか2024/03/11に公表だったと思います)だからわざとリンクを貼らなかったのでしょうか?心遣い感謝いたします。それで大丈夫です。
0結構好きです。吸収さんが、鬼束ちひろの月光を想起したとおっしゃってて、わたしも一瞬思った。でも月光は、信じるものというか、かつて神の子どもだった自分など信じるべきものがあった、今はないという世界観、大きな喪失がテーマだったと思う。こちらの作品の世界観は、喪失されるべきもの自体が世界ないのありようを描いてる気がしました。 >The “Existing” side cannot understand! ここ、一瞬、can not be understoodなのではと思ったりしました。ただ、そちら側には理解できない!なのか、そちら側は理解されない!なのかが読み手に(少なくとも私には)はっきりとしなかったです。おもしろいとは思いました。他にはどんなのを書いてるひとがこちらを書いたかがわかるのが楽しみな作品!
1イラストが素晴らしい!詩とマッチしていて、イメージがしやすいです((. ❛ ᴗ ❛.)★ イラストを付けてみる方法もあるんですね!勉強になります(・∀・)!
0>こちらの作品の世界観は、喪失されるべきもの自体が世界ないのありようを描いてる気がしました。 生まれて間もない子どもにとっては、家庭が世界のすべてのように映るのですが、その世界の中で大事にされないだとか、性的虐待を受けたりなどすると、どうしても家庭以外の世界に接するとき、不信感が浮かぶようになってしまう。愛の大切さについて語る詩は多くあるのに、一方的な愛の有害性について語る詩が少ないのを、わたしは気にしています。 コメントありがとうございます。
1勉強になったようで幸いです。 意外と画像投稿作品って少なくて、せっかくある機能なのにほとんど使われていないのが悲しくて……何もイラストでなくとも、手書きの詩とかでも全然いいと思いますし、手書きの文字からしか摂取できない栄養があると思うんですけどね。 コメントありがとうございます。
1読ませますね。何回も…
0インド哲学が入って居るのかもしれません。私の直感なので、間違っているのかもしれませんが、この詩を読んで、画像まで見た感想と言う事で言えば、哲学は世界を救うのではないか、詩想は人を救うことがあるのかもしれないと言う事でした。
0>読ませますね。何回も… ようこそ。 コメントありがとうございます。
0>インド哲学が入って居るのかもしれません。 僭越ながら、わたしはインド哲学にそこまで詳しくなかったので、とりあえず初手ネット調べでWikipediaを参照してみました。なるほど、それでしたら涅槃(ニルヴァーナ)に至ることによって、わたしという線は、全てわたしでなくてもよくなる、ということになるのだと思われますね。 >哲学は世界を救うのではないか、詩想は人を救うことがあるのかもしれない 救われた先が子孫繁栄か、人類滅亡かは教義次第ですが、どちらがいいとかどちらが悪いとか、そういう話はしません。すべて、それが人類の選択であるならば。 コメントありがとうございます。
0イラストが印象的で、何か宗教的な回心があったのではないかと推測されます。サイバー空間やジェニタルな世界、生殖の世界は散文化し、プログラム化するのかもしれません。決定権の所在、我々は既に膨張した社会の中で、テクノロジーが蔓延り、悪魔と天使が争うのではなくて、手を携える様な、悪夢のような空間に自己を委ねているのかもしれません。
0