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タラレバ
自分がもし一人なら 本当に一人なら 生きることはできるのだろうか 寂しさに殺されないだろうか 人生のほんの、ほんの一瞬の寂しさが 心の全部を埋める ただそれだけで 生きることを否定されそうになるんだ 誰かが隣にいて 信頼をもって関わっているなら 生きることが出来るんだろうな きっと 満たされることに慣れて生き続けるんだ パッと 泡みたいにそれが思い出に変わることなんて考えずに きっと 馬鹿みたいに幸せに そんなことすら 考えずに生きるのだろう 人生なんてタラレバで 終わってからこうしていればって そんな無益なことを考えてまた後悔を生んでいく いまやればできるのに もしかしたら数秒先の自分が変わっているかもしれないのに そう思っていても 人は楽をすることに囚われて生きている 寂しさが 縛られた思考を解くのなら 一人で生きることに意味があると思えるのだろうか 答えは分からない 幸せに慣れる事 寂しさに嘆く事 どっちがいいかなんて、今の自分にはわからない 人生なんてタラレバだ
タラレバ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 535.6
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-01-12
コメント日時 2024-01-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
若き心境の述懐、とでも申しましょうか。 ふとした後悔、可能性への躊躇、等が解り易く述べられております。 唯、惜しいのは、詩的思索の深度が未だ常識の範囲内に囚われていらっしゃる処でございましょうか。 大いなる疑問を投げかけに為られる様な作品を、是非こころみになられてみて欲しいと思います次第でございます。
0タラレバ たとえ北極や南極あるいは遠い星の彼方へ 逃れて人が一人であろうとしても世界は 一人では生きさせてくれないかもしれませんね。 それはともかくまるで漂白されていくような 透明で純な独白であったとおもいます。
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