人生 楽ありゃ - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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人生 楽ありゃ    

「折れそうなのか?」 「折れてるけど 折れてるって言ったら 怒るじゃないか。」 どうにも   ハゲそうな頭をかかえ わかりあえない   分子の上を      俺は今日も うろうろしている 数学の上では 純情な感情は   1/3で十分なはずで らんまは 1/2までは   許容範囲のはずである なんとも生きづらい    ものです と 郷里の君に  手紙を書いたのだが 君の住んでる街が    わかりません そもそも    郵便ポストもない 協調性のない   街なのです そして 俺は 今日も 現代詩手帖に    落選するのだろう 落選したって   死にはしないけど 肩書きがなければ 会話のない 我が家では 死活問題だったりするのです ああ   フィリピンパブ以外で 俺を社長と    呼んでくれないか 1000%の  純情な感情に 道をあけろ 野に咲く花のように 生きている事を 無理矢理 肯定しながら 俺はまた サボテンと   地蔵にまみれた 街道を行くとしようか



人生 楽ありゃ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 1258.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 24

作成日時 2023-11-04
コメント日時 2023-11-09
#現代詩 #ビーレビ杯不参加 #縦書き
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性55
前衛性11
可読性55
エンタメ55
技巧22
音韻11
構成55
総合ポイント2424
 平均値  中央値 
叙情性55
前衛性11
可読性55
 エンタメ55
技巧22
音韻11
構成55
総合2424
閲覧指数:1258.8
2025/04/15 06時05分31秒現在
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    作品に書かれた推薦文

人生 楽ありゃ コメントセクション

コメント数(10)
takoyo
takoyo
作品へ
(2023-11-04)

いいっすねえ。 人生の達人だから書けるハッとする 絶妙に味のある詩句がちらばっている。

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鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
takoyoさんへ
(2023-11-07)

こんばんわ。 作品を読んでいただき、ありがとうございます。 貯金もろくにない男を人生の達人と呼ぶにはなかなか難しいものがありますね。 人生の達人か、、、 とりあえず自炊から始めようかな、、、 コメント、ありがとうございます。

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A・O・I
作品へ
(2023-11-07)

純情な感情とからんまとか。なんか懐かしいね。 >我が家では死活問題 とあるけど、そもそも詩活してることをわたしは家族と共有してないので、そういうの逆に羨ましいですけどね。 >折れそうなのか?「折れてるけど折れてるって言ったら怒るじゃないか。」 羨ましいですね、まだなにか期待していることが。鯖缶さんの世界に包まれた詩が面白く羨ましく面白く思っています。これからも自由であり鯖缶さんのノリ世界をたのしませてくださいね(^_^)

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鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
A・O・Iさんへ
(2023-11-08)

こんにちは。 どのあたりの世代のおっさんなのかがわかるような作品になってしまいました(笑) ちなみに僕は独り暮らしで、詩作を共有している家族はいません。 そういう事がなければ会話のない、家族の団欒という肩身の狭い、世知辛い状況を表現してみようとしたフィクションですね。 楽しんで読んでいただけるのは、やはり嬉しいです。 僕自身、のっていたので、なおのこと。 コメント、ありがとうございます。

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紅茶猫
作品へ
(2023-11-08)

鯖詰缶さんだけに、サバサバしていて読みやすさ満載の詩ですね。 仮に最初の会話が成り立つなら十分暖かいお家だと思います。 「サボテンと地蔵にまみれた街道」 攻撃的な人物、無視をキメる人物、ネット空間の砂漠、あるいは明日という日をクロールしながら游いでいる人なのだろうなこの話者。

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天才詩人2
天才詩人2
作品へ
(2023-11-08)

なんかおじさん丸出しむき出し感がいいっすね… 令和なのに昭和まだやってるかんじ… 貯金が減れば減るほど心は増えていくみたいな… 人間なんて変わらないみたいな…

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田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-11-08)

こんばんは。 さいきん、ビーレビューの詩について、要はストーリーテリング?する作品って ちょこちょこ見られると思ったんですね。 正直、エンターテイメント詩としてこの作品に刺しにくるフレーズは これは刺さらなかったのですけれど 一方で、なんで右から左へ段々ストーリーが進行する作品が その一定数あって、これもそうなのか。非常に興味深い。

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鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
紅茶猫さんへ
(2023-11-09)

おはようございます。 普段、人間的に湿度の高い方なので、サバサバしていて、と言われると嬉しいですね。 しかし、ネットでも現実でも 「社会」とつくと 世知辛くなるのは何故でしょうね。 人波は凪ぐ事はないからでしょうかね。 コメント、ありがとうございます。

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鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
天才詩人2さんへ
(2023-11-09)

おはようございます。 「令和」と発表された日から全ての価値観がひっくり返ってくれたなら、列島がため息をつく毎に、年号なんて変わってしまえばいいのにな。 「昭和」も「平成」もしょせん、年号止まりのようです。 貯金が減れば減るほど心は増えていく。 先週の日曜、昼間から呑み歩き、遊び歩き、月曜の朝、残高を見て唖然としていました。 たしかに、心は減っているようで 角度変えれば、もしや増えたかもしれません。 そういう意味でなければすいません。 どうもメランコリックを書くと、どうしても白黒の映像になるのか。 ありきたりを打破しようとおじさんなりに頑張ってみようと思っております。 コメント、ありがとうございます。

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鯖詰缶太郎
鯖詰缶太郎
田中恭平 newさんへ
(2023-11-09)

おはようございます。 右から左へ物語が進行していく詩。 他の方がどういった意図でそういった形にしていくのかはわかりませんが 僕の意図としては、この形だとある程度、「説明」がしやすくわかりやすくなるかもと思い、作っています。 こういったところにせっかく投稿しますので、出来るだけストレスなく読んでいただければなと、思い。 それにしても、刺しにきているな、と思われてしまうと、読み手としては冷めてしまい、書いた本人としては、いささか恥ずかしいものがありますね。 さりげない、がいまだにわからないというのは、そりゃいい歳して独り身なのだな。と、気づかされました。 「言葉の新鮮み」を理解しているという事に年齢ってたぶん関係ないのでしょうね。 コメント、ありがとうございます。

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投稿作品数: 3