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今ありうる
ちきしょう。 怒りが沸いてくる。 何か 自分の心、魂への。 どうにもならず、もがいている自分の生きていることへの。 なにもすることがない。 呪われた魂と精根。 いずれも何もない。いつかもない。 今しかない。 今が続いていく。 ちきしょう。 ちきしょう。 ちきしょう。 今が続いていく。
今ありうる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 700.6
お気に入り数: 2
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-10-15
コメント日時 2023-10-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 何も変わらない、何の変哲もない「今」が永遠に続いてゆく、そのことへの怒り、そしていくばくかの不気味さを感じさせる詩ですね。 表現のひとつひとつが端的で読みやすく、テンポもいいと思います。 また、「精魂」という言葉の選択も、その意味が「物事に打ち込む精神力」といことから詩のテーマによく合っていると感じました。 そして、「なにもすることがない」という表現についても、「なにもしたいことがない」でも「なにもするべきことがない」でもなく、ただただ「なにもすることがない」というのが、より端的でこの場にふさわしいと感じました。 終わりの方で「ちきしょう。」を3回繰り返して心情を強調していますが、それと共に「なにもすることがない」を繰り返して、その状況の異様さを強調するのも面白いかなと、そんな気もしました。
0感情を書き殴ったところで詩情は生まれ得ないとおもう。ちきしょうの根源、そしてそれを劇化する態度がただの書き殴りを詩にたらしめるのだとおもいます。
0最終連、良いですね。 全体を通じてやりきれない想いが伝わって来た気になりました。 この詩が刺さる人は やりきれない想いを抱えているのでしょうか?
0言語装置として、詩文様な行替えを使う事によって刹那に起きた自身の感興をそれよりもはるかに遅い「ことば」として書きつけること。その瞬間に発生した感情と必ずしも同じ位相を保つ「ことば」ではなく、書く事によって若干の整理と時間の経過を思わせること 単純化とはかくもやさしいものであり、かつまた、それによってなんらかの欠損が満たされるならば、それは書き手側としては成功と言えるでしょう ……って意味わかんないですよね。。。 >今が続いていく。 という発見が、時間を得て、時間を経て、どう詩と昇華していくのか、読んでみたいと思いました。
0こんばんは。 私のことで、悪いのですけれど 以前、じぶんの詩で 今日が終わっても、明日がきてそれが今日になるだけだから、今日しかない とか、そういうフレーズを書いたことがあって でも、自分でなんでそういうフレーズを書いたのか、気に留めていなかった。 ああ、閉塞感があったのだな、とわかりました。この詩を読んで。 何か私は大切なことを訴えているように思えました。
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