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夜
夜が怖い。暗いから怖いのだ。他でもない光がないから怖いのだ。特に寝る前なんて、あの時見た景色を思い出し、引き戻されそうになる。だれか私を包み、この忌々しい恐怖から解き放ってくれないだろうか。 そういえば朝。なんて爽やかな朝に私は夜の鬱々とした気持ちをコーヒーで流し込み、爽やかな詩でも描いてこの永遠なる不安を紛らわそうと必死になっていた。 そんな時鳩は、クルルなんて鳴きながら砂利の中の餌を器用に食べていた。 狂ってる。炎のように沸き立つ。あの専門家のバカみたいな本棚に私は線香花火を火種にでもしようかと思う。 花火は線香花火が1番綺麗ですからね。 世界はおかしいことばかり♪ 夜の闇に紛れて動き出す。 夜です。 後数時間経てばまた夜です。 寝ます。でも寝ます。 の繰り返し。 毎日アドベントカレンダーしましょうね。 一日の終わりにかわいいおまけ出ないかな。 ではさよなら。 ああ。おやすみなさい。
夜 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 547.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-10-02
コメント日時 2023-10-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 夜が怖い、暗いから怖い、という感覚は最も原始的で根源的なものなのでしょうね。 ところで「あの時見た景色」とは何でしょう。言葉にもできないほど恐ろしい光景立たったのでしょうか。 爽やかな朝に必死に紛らわそうとしている永遠なる不安。もしかしたら誰もがそんな不安を抱えていながら、ただ気づいていないだけなのかもしれません。 その頑強なる鈍感さが世界に満ち溢れている様が「狂ってる」ということなのでしょう。 詩の後半は何と言いますか、その世界の狂気が語り手に憑依してしまったかのような表現になっていますね。 個人的には「あの専門家のバカみたいな本棚に私は線香花火を火種にでもしようかと思う。」というところがいちばん面白いと感じました。
0ちょっと女性心理だと思うんですけれど 怒っているときに、そのまま怒りを表することもあれば 何か、ユーモア、それは狂気をもったユーモアとして発せられることがあると思うんですね。 リズミカルな文体が醸しているムードに、怒り、そこから発展したユーモアを感じました。
0かわいいおまけってなんだろう。かわいい。 最近ウニがキャベツ食べる動画をよく見てて、かわいい。このかわいさはなにかというと、夜の暗さを乗り越えるために必要なものがあるということ。 大人になると心臓が2つに増えて、1つは昼用、もう1つは夜用になる。昼用の心臓はお腹を空かせるために動き、夜用の心臓は意外と新大陸を探し始めたりする。夜が怖いという一言だけで世界観になる。
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