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深い森の中で
僕は深い森の中を彷徨っていた。 ただただ歩いていた。方向もわからずに 途中で崖があり谷があった。 急な坂を登っても登っても 先は見えなかった。 ひかりは見えなかった。 まるでそんな年月の中で 思えば長い年月を深い森の中で僕は ひかりを探し求めた。 人が通り過ぎ訳の分からない笑みを浮かべ 僕も笑顔で返したけど 何かいつも道化になって きっと演じることに疲れてしまったんだ 人に合わせるのでなく 気ままに自分の時間を過ごす時 孤独と共に何か自由さを感じる そんな中でひかりは僕を照らしたろうか 誰かの微笑みに皮肉さを感じながらも 心からの自分自身に出会えるまで 長い長い旅は続くのだ。 深い深い森の中にいて 僕は一筋の光を求めて そして希望の光に出会えた時 本当の世界は色を取り戻すだろう
深い森の中で ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 840.5
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-07-20
コメント日時 2023-08-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「人が通り過ぎ訳の分からない笑みを浮かべ 僕も笑顔で返したけど 何かいつも道化になって」 この箇所、いたく共感いたしました。そうなんですよね、笑みってほんとう、訳わからないときが多い。笑顔をつくると言いますが、どうもほとんどの笑みは、意識的にではなくとも、ほとんど無意識にであれ、やはり作られたものだと僕は思うのです。そしてそこに過剰に反応してしまうと、それこそ道化になってしまうのでしょう。 だからこそ人と離れることで、人は自分を取り戻し得る。1人の時間を大切にし始めた「僕」は、もう半分自分を見つけたようなものなのかもしれないと、ふと思いました。 もちろん、そうして自分を見つめたら、また人々の方角へと歩いてゆかなければならないわけですが。 もしかすると、人生というのはその果てなき繰り返しなのかもしれないーそんなことを、この作品を読んで考えさせていただきました。
1過去の投稿作品も読んだ。作者が思い浮かべている「詩」がどうも好きになれない。孤独がどっかのドラマに出てくる「ザ•孤独」みたい。「きっと演じることに疲れてしまったんだ」ってカラオケ映像みてるみたい。あーいうカラオケ映像な詩を書きたいってんなら、成功してる作品よ。
1心象風景が森なのでしょうか。色を失った世界、自分自身を照らし出してくれる光を求めているのでしょうか。言葉の選び方が心地よく、内容も整理されていて気持ちを受け取るのに苦労しませんでした。
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