僕だけ寂しい - B-REVIEW
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僕だけ寂しい    

足跡さえ独り言 誰のためでも自分のためでも無く息をする 音が響くから僕以外誰もいない 空を切る腕に雲がまとわりつく 世界の狭さが嫌になってまた狭くする なんでもない日々を形にした一切れのパン もう二度と会うことのない風に頬を撫でられた 悲しみさえ忘れたのに心ばかり痛む末枯れの生 僕だけ寂しい



僕だけ寂しい ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 944.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-07-11
コメント日時 2023-07-14
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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前衛性00
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 エンタメ00
技巧00
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閲覧指数:944.7
2025/04/10 17時56分33秒現在
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    作品に書かれた推薦文

僕だけ寂しい コメントセクション

コメント数(5)
m.tasaki
作品へ
(2023-07-11)

こんにちは。 タイトル通り、本当に寂しい詩ですね。 前作とは雰囲気が大きく変わっています。 シンプルな表現をすべて一行おきに配置している構成が、寂しさをより上手く表しているように感じました。 タイトル及び末尾の「僕だけ寂しい」を読んでふと思ったのですが、寂しい時は皆、自分だけが寂しいと思うものなのだな、ということです。 寂しいのは自分だけではないと本当にそう感じたら、その寂しさはだいぶ減じてしまうでしょうから。 そうであるならば「僕だけ寂しい」というのは、協調のための二重表現なのかななどと、どうでもいいようなことを考えました。 シンプルですが実感のこもった詩だと思います。

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如月
さんへ
(2023-07-11)

疲れたんですよ。足を前に出しながら詩を書くことに。

0
如月
m.tasaki さんへ
(2023-07-11)

ありがとうございます。 私は常に、寂しさだけで無く、あらゆる感情を自分だけのものにする癖があります。嬉しいときも、嬉しいのは自分だけだと思い、怒ってるときもまた自分だけだと思うんです。 そういうところが、僕の本当に寂しいところなんでしょうね。

0
もじゃお
もじゃお
作品へ
(2023-07-13)

一行空きの行間が 冬に見る白樺の林のように 感じられました。 なんとなく心情が伝わってくる詩ですね。

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如月
もじゃおさんへ
(2023-07-14)

素敵な表現ですね。 冬が一番好きです。

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投稿作品数: 2