君の手が僕の手に重なる
朝日と夕陽を混ぜ合わせたかのような
暖かい温もりが全身を貫く
腕時計の優しい光に一瞬心を奪われた
西暦4045年7月24日
重力を克服した8人乗りのスペースシップ
船窓から見える暗黒の世界
微振動は微塵も無く
ふたりは宇宙空間と一体化して
君の無限が暖かく微笑む
あなたは僕で僕はあなた
一瞬で通じ合えることが当たり前の世界
「恐怖」や「不信感」なんてものが
太古の昔にあったという
心と意識の在り方が深く理解され
分離というものが克服されたこの世界で
僕は君と出会う
何回目の出会いなの?
二人の長い歴史が解明され、原因は結果となり
それを知ることに時間はかからなかった
君の手が僕の手に重なっている今
あなたは僕で僕はあなた
作品データ
コメント数 : 6
P V 数 : 583.6
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作成日時 2023-06-13
コメント日時 2023-06-14
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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2024/11/21 23時33分01秒現在
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ふたりの気持ちが深く通じ合っている事と、その喜びについて語っているのかなと思う一方、どこまで行っても僕は僕であなたはあなたなのだという分離を突きつけられているようにも感じました。
0こんにちは。 タイトルの「?」は、しっくりくる言葉が見つからなかったからでしょうか。 今から2000年以上未来の話。 現在世界を悩ませている問題がすべて解決された世界。そんな世界を築くためには「心と意識の在り方が深く理解され」なければならない。そんなメッセージとも受け取れます。 そして2000年以上も隔てた遠い未来でも、重ねた手の温もりは変わらないということ。 更に言えば、そんな手の温もりが、未来を築く手がかりになるということ。 そんなふうに読み取りました。
0なるほど~どこまで行っても“分離”していることをお互いに突き付けあっている・・・ 個性あふれる解釈に新たな発見を頂きました!! コメントに感謝します。
1よくぞ、聞いてくれました。タイトルの「?」は変換ミスで修正できなかったのです。リンクと打って絵文字をタイトルにしたのですが、環境依存で「?」に変換されてしまいました。本来の意図とは違ったタイトルになってしまったのです。 手の温もりに向けたコメントありがとうございます。 温もりを言葉で紡げれば素敵ですね。 いつもありがとうございます。
0科学の進歩はすごいですね。もしそんな未来が訪れたとしたら世の中はどうなっているでしょうか?人間のモラルは成長しているでしょうか?
1ありがとうございます。 人間の「倫理観」と「科学」がどこまですり合わせできるのか、 そして、「人を愛する」という根源的な生命の元の在り方は 時間とともにどう変化するのでしよう。 常に希望的観測が先走ります。
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