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朝、階段で。
朝 真っ白なシグナルは 見える見えないのように 宣言され 全身の煤を 露にする それを叩ききるまで 僕は この長い階段を登りきれない 駆け上がる人たちが 見える の腕章をつけて 懸命に一段一段を越えていく それでもいるのだ ひとり 借り物競争をはじめる人 見えないを 持ってる人を探しているようだ 名乗り出るかどうかで 僕は 真っ白になる
朝、階段で。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 814.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-12-16
コメント日時 2017-12-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
投稿ありがとうございます。 それを叩ききるまで 僕は このフレーズ、気持ちが入っていてすごく良いなあと思いました。 「それをたたき切るまで」でも「それを叩き切るまで」でもダメな気がしました。 それを叩ききるまで 作者のオリジナルな気持ちが入っている表現だと思うのです。 また、最後の 僕は 真っ白になる 最初の「真っ白なシグナル」とイメージが二重奏になって良いなあと思いました。しかし、タイトルにイージーさを感じるのは私だけかもしれませんが、恐縮ですが「叩ききるまで」か「越えていく朝の階段」と私であれば名付けるかもしれません。
0三浦さんのコメントを拝読して、きる、の語に、切ると、やりきる、のきる、が重なっていることを、改めて感じました。 見えている人たちは、迷いのない人たち。あるいは・・・花緒さんの かみさま にも通じるのかもしれないけれど、ある、いる、と信じるほかない(自分をそう、騙す他のない)なにごとか、なのかもしれないですね。 新次元 の時評で取り上げた、和田さんの作品にも、共通テーマがあったと思います。 徐々にでいいから さんは、遠慮深い方なのでしょうか、作者の気持ち、をコメント欄で拝読できないのが、少しさびしい、気はします。 白、霧、で掴む体感。共感する作品でした。
0単純にいいですね。 周りの人間はどんどん偉くなっていく、それは社会的にという感じでもあるだろうし、あるいは作品が認められたりだとか、もしくはそういうの関係なく、人間として成長していく感じか。そこに通勤のイメージが被さり、「頭が真っ白になる」という言葉に色々なイメージを付けているけれども「借り物競走」がとてもいい。誰かに助けを求める人と、自分は手を上げられる人間かどうか分からないというギリギリの構図ですかね。煤を綺麗にする事が出来るか出来ないか、という決意をする事が同時に頭を真っ白にする。そこを超えなければ階段を上る事は出来ないのにみたいな感じで、なんというか僕がB-REVIEWに参加する時の気持ちを思い出しました。
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