ほえほえほえー
あたいはバカやからな
あほをたのしんどるの
あのハンサム男はいいかげんやで
弟には、あの男はホスト気質だろ、
だって言われちゃったよ
美人は麻薬なのだ
相手の脳を痺れさせて思考を奪う!
それはスムーズな罪
ほだされて、ほだされて、ほだされて
言いなりみたいになっちゃってヘロヘロ~
人生を踏み迷ってしまふ
助けてけろー!
おら、大根飯だけじゃ生きていけん、生きて違憲、
生きて意見、言うてけろー
代替品を灯す暮らしはつらかろー
銀シャリの代わりには麦
グランドスラムの代わりにギャンブル
キスの代わりにチョコレート
現実の代わりには空想をトッピングして
今というプリン・ア・ラ・モードの出来上がり
流れていくSNS
整形なのか修正された顔も花筏の風物詩の世界で
嘘か誠か分からない芥川に鮎を探す
君と泳ぎたいよ
清流の慕情と柔らかでとぼけたカエルの風呂の煉獄の天国よ
この世は二級酒になり下がった
あなたの手を握り、瞳を覗き込む真意の、
ほと走る今の脈々の、血の流れの、
繰り返される生と死の海へ抱かれるため注ぎ込む、
懸命の生きる川の心の、
鉄砲水のように逸る愛の鮮烈の、
ああ、どこに行きたい、どこに行きたい、
あなたを見つけて走る犬の、一心不乱の、がむしゃらの、
ナムサン、
等と書きながら私は、背の毛づくろいをして、
我が心を慰め、自らに、
今日の川を清濁併せ飲もうとするのだった
南無阿弥陀仏、チーン!
これ、人生のメトロノームね
何度も生きては死に、そして再び生まれるのさ
作品データ
コメント数 : 10
P V 数 : 815.0
お気に入り数: 0
投票数 : 4
ポイント数 : 0
作成日時 2023-03-04
コメント日時 2023-03-06
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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閲覧指数:815.0
2024/11/21 23時25分18秒現在
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正直なんと言って良いのか 浅いのか深いのか アガッテルノカサガッテルノカ 酒ヤクザ的な陽気なにいちゃんを思い浮かべてました 多分作者女性でしょうけど 一周回って凄え良い気もしてきたな 麦わら海賊団 ナミ
0コメントありがとうございます。いやぁ、私、女ですよ。子供の頃はおてんばで男友達が多かったです。両津勘吉に似てるって、男友達に言われたことがあります。あと、上がってるし、下がってるんだと思います。やけになってくわーっと書いたんですけどね。( ´艸`)
0なんか才能を感じるぞ。壊れた文章を書いているようでちゃんとまとまっているし。というか、これが20代の人が書いた詩だったら脱帽する。30代でも感心する。「美人は麻薬なのだ」っていうのは、「あのハンサム男」のことなのかな? それと、これはあくまでボクの意見なんだけど、英語を使う場合は横書きの方が良いかもしれない。この作品の場合、使われている箇所が一箇所だけなのでそれほど気にする必要もないけど。「流れていくSNS」は、ボクだったら「流れていく SNS」と日本語と英語のあいだにワザと英文用の空白を入れたりしている。あと、「南無阿弥陀仏、チーン!」っていうところだが、ちゃうちゃう、「おまえは丹波哲郎か? ここじゃあ、南妙法蓮華経 だろが!」という突っ込みを入れておく。 笑
0コメントどうもありがとうございます。才能ですか、いやぁ、しっかり40代です。美人はハンサム男の事です。表記の在り方、参考になりました。確かに何妙法蓮華経の方がしっくりきますね、ちょっと雑でした。丹波哲郎懐かしいね。
0この世は二級酒になり下がった、から歌っていて読みやすかったです。飲めればなんでも良いとおもってるぼくは長生きするなきっと。
0唄っている、というのは最高の誉め言葉でありがたいです。どん底にも酒と歌はあったらしいですが。コメントありがとうございます。
0詩で楽しんでもらえてうれしいです。詩はおもてなし、でもあると思うので。コメントありがとうございます。あらゆる酔いは人生に重要ですね。
0「助けてけろー! おら、大根飯だけじゃ生きていけん、生きて違憲、 生きて意見、言うてけろー」 こんなところがユーモラスです。ただの愚痴ではないのは分かるのですが、日常語が詩語にずれて行く感覚を味わえる詩だと思いました。「ナムサン」と言う一行とか、詩語と言えると言うよりは、詩の構造を示唆して居るのかもしれないとも思いました。
0破れかぶれになるとユーモラスになるというのは一つの救いかもしれません。(笑)日常語が詩語になる遊びの気分は意地みたいなものですね。(笑)生きると詩をする、が、重なっているんです。
0再コメントですが、「今というプリン・ア・ラ・モード」、このフレーズにハッとしました。今と言う契機で、時が重層化するようなサラウンド化するようなそんな予感がしてくるのです。
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