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B-REVIEW10月のお題詩「初恋の日」
日頃より、B-REVIEWをご利用頂きありがとうございます。 運営の貴音です。 今月からお題詩というのをやってみようと言うことになりました。 記念すべき第一弾でございます。 10月の記念日の中から初恋の日を選ばせて頂きました。 もしこれが良い感じだったら2,3…とやっていく感じになります。 では、ルールの方を説明させて頂きます。 ①この投稿のコメント欄では、お題に沿った詩の投稿を無制限に行えるものとします。 ②注意として、システムの関係で名前を隠してコメント欄に詩作の投稿や批評は書けません。 ③ここのコメント欄に投稿された詩の全ては、ビーレビ杯不参加とさせて頂きます。 ④コメント欄では縦書き機能は無いので横書きになります。それか、自力で頑張って縦書きしてください。 細かい改善などがあれば、次回やるなら反映させたいと思います。 それでは皆さん、よろしかったら遊んでみてください。
B-REVIEW10月のお題詩「初恋の日」 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 3180.0
お気に入り数: 4
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-10-11
コメント日時 2021-11-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
【初恋知らずのブルース】 今日はaikoの曲を聴きながら目覚めた。 昨日は矢井田瞳だったから、明日はBONNIE PINKにでもしよう。 たとえ空模様が悪くても、目覚めだけは爽やかにしたいから聴いている。 だけど彼女たちの歌っている事は何も分からない。 きっとそれは、私が初恋すら経験していないからだと思う。 奥華子の歌う届かない想いとか、宇多田ヒカルの言う最後のキスの味なんて分からない。 西野カナが会いたくて震えてしまうのに、自分を上手に重ねられずにここまで来た。 スミスが死にたいと歌っているのを知らず、元気に登校していた頃から私は変わらない。 そして重金属のハードコアで脳内を洗浄して、出勤する毎日を送る。 まだ出会わぬ運命の人よ。 きっとあなたは何処かを走っているんだと思う。 いつも曲がり角で運命の激突が起こるんじゃないかって期待していた。 だけど私は急いでいる車に激突されることの方が多かった。 ラブもコメディもない、ただ痛いだけの出来事だった。 霊感があっても運命の赤い糸は見えないままだ。 死んでしまった人よりも、素敵な相手が何処の誰なのかを知りたい。 恋は盲目って本当なのかな? そしたらそこら辺にいる幽霊も見えなくなってくれるのかな? 初恋ってどんな感じなんだろう…。 すき家の牛丼をおいしく食べる時の感情とは違うのかな? 献身的だと言われたけど、心から誰かを想えないで生きてきたのかな? 必ず必要なことなのかな? こんな感じで理屈っぽいままだと、多分ずっと始まらないんだろうな。 もしこんな私に初恋が始まったなら、この日は出会って1ヶ月だとか人生に記念日を増やして生きよう。 少しはカレンダーを見るのが楽しくなるような、そんな日々にしよう。 そして、なるべく笑って生きよう。 今もそうだけど。
1【28】 28年間誰にも言ったことがない 墓場まで持っていってやるつもり 男は姓が変わらないから良かった 24年間彼の名前を検索している 一度もヒットしたことは無かった 2021年までは 避難場所の体育館 理科室準備室 汚れた白衣 積み重なったカップラーメン 傷つけられた車 三種類のネクタイ オールシーズン長袖のシャツ 2021年の今も 彼はおそらく白衣を着ている 今でも汚れていてくれたら 嬉しいけど 私は28年間この町で できるだけ目立って生きている でも 女は姓が変わるからややこしい
1「初恋の日」 記憶ないから 書けやしない 牛の糞尿と共に肥料になって 畑に撒かれて消えてった 誰かの初恋の元になるなら それでいい
1死ぬにはちょうどいい日? 死ぬにはちょうどいい日なんて全然わかんなくてターコイズとシルバーの飾り物ばかり増えていくわけで。荒涼とした大地に立ち鳥の飛び方で天気が変わるのを感じ取ったりとかそんなことに憧れつつスマホのウェザーニュースで安堵している。鬱陶しい折りたたみ傘を明日は鞄に入れなくていいらしい。利便性が腐らせた感覚野。ラベンダーのアロマに包まれながら何処ぞの誰かに一方的な恋慕を捧げる詩を風呂上がり書き上げピラティスしてから床につくようなそんな女はろくなもんじゃない。そもそもそんな女は不潔な僕になど惚れはしない。歯並びが悪いってだけで恋愛対象外だ。嗚呼くそったれ。高嶺の花。高値の。値札を見ても諦められない恋もある。きっと時が想いを溶かすだろう。ただし1年に1ミリづつ。その間に、君はきみの理想の“ジャニーズ”を見つけてしまうのだろう。
1【火曜を過ぎ、水曜に届かない】 コンクリの溶けた旧校舎 石鹸を入れたネットが嫌いだった 掃除の時間に剣の舞が流れるのも もらったハーモニカの吹き方がわからない 新校舎は台風とともにやってきて 川で金バケツを乗せた赤白帽 体育教室は木曜の放課後だったというのに 待つ子が肩を寄せるアスファルト みあげた国旗の色が分からない 空に落ちていく上靴 頭のそばで 逃げていく子に笑い声 アルミの網戸に刻む名前 職員室が眩しい夜 あげるものという発想がない 中学校に上がった 連れてこられた子は 呼び止められた子と同じく 何も話さず下を向く 夕方だった
1まだ上げ初めし前髪の ああ、島崎藤村の詩 初恋と言えば初恋の味と言う キャッチコピーのカルピスを 思い出します
1『初恋、無理な恋愛の形』 余所のクラスにその子を見出した 中学一年の時、学年で行われたクラス対抗の合唱コンクール その子はそのクラスの発表で、ピアノ伴奏をした 僕の心という小さな体育館が鳴り響いた 二年になってもその子は余所のクラスにいた でも僕は告白したのだ、担任の先生に橋渡しをしてもらって! その子と初めて交わした言葉は少なかったが、 最後に「いいよ?」という承認の言葉をくれた そしてその子は女子トイレに逃げてしまった 三年になった時にも、その子は余所のクラスにいた すでに僕はふられていた 「つまらないの」と言われて! そうだよな、一回も同じクラスになったことないし、 部活だって違っていたし、 なんか何もかもが違っているような感じがして、 いつ何を話し、何をすればいいのか分からなかった でも女子たちのすることって、よく分からない 春と秋には体育祭があって、僕は毎回千五百メートルに出場した 三年の時にだって、僕をふったあの子は、友人に囲まれて、 一緒になって、走っている僕に大きな声援を送ってくれた 卒業式が終わった 自転車置き場。 自転車に乗って走り始めた時、ふと見るとあの子が遠くから僕を睨んでいる 僕はちょっと表情を緩めて、ただあの子の目を見たのみ、 高校も違うんだ、 さようなら、十五歳、さようなら!
1《リュートくん》 冬場でもクロックスとハーパン。 愛想のいいチビ男は眠たげに雑居ビルの三階にアタシを案内する オーナーとは知り合いだからワンセット半額だって それが決まり文句なのね、お上手なこと。でもline営業はもうイイカラ ヘルプって大変だね[リュート] それがアナタのここでの名前。一瞬わかんなかったよ ワインと、ゲロと香水と、小学校の、あの教室のにおいをそよがせて アタシの横にアナタはきた。 全て吐き出したいからここへきたのに 全て吸い込みたいからここへきたのに 最悪 入り口の黒服はアタシの顔と名前をもう覚えたらしい 今日もアナタと歌う、6年の時の合唱曲 今ほど本気で歌わなかったよね。あー。まぢ笑えるんですケド ねえ、もうお金ないよって。言いたくない ねえ、もう時間ないよって。言われたくない。 郷愁?とか。 思い出補正とか。あー。まぢ笑えるんですケド 最悪 アナタがトんだって、ちょっと前にハーパンに聞いて。 全部なんだったんだって。 lineももうこなくなって。ってゆうか無くて。 あの気持ちって、小学校のときの いつかと一緒で、初恋そのものぢゃんって浮れてて あの時とあの場所はずっとそのままで そんな陳腐な、なんかの歌で まぢ笑えるんですけど 最悪
0初恋の日 はつ恋 ... それは、過去の言葉なんだ 出会いは喫茶店でのバイト 仕事柄、話もするし、気が合わないこともない 顔もタイプ、夢追うミュージシャンと、 夢見たバレエダンサー、もう私 家が借金まみれで首が回らない! "夢を捨てちゃダメだよ" 支えの言葉を胸に遠く離れて想い合った この清流は、いつまで、 どこまで、流れただろう... いつしか私たちは、消息を絶っていた 寂しさは、日々の多忙に紛れた きっともう二度と会えない気がした 世に放たれた僅かなアルバムの 歌詞の中、見い出したのは きみからの "海より深い愛" そうずっと、後になってから知ったことだった これが唯一つの、私のはつ恋 ...
0恋したい時は自分を脳筋の戦士だと思う 戦いでなく、和解でなく、共存すらなく、 蓋を開けたあの甘ったるい匂いと共に、 クランベリージャムの中で朽ち果てていく。 ふざけた茶番を本気だと信じる為の儀式をする 捨て猫が俯いた私を気遣ってなきわめく 私は私が恋に落ちないことを何とも思わない そうだろうあれは選んで落ちるんじゃない 落とし穴が分かっているから迂回するだけ いつかなんて訪れないのはよく分かる いずれその先の花畑が毒の庭に変わり あれは花畑じゃなかったの?と思った時には 僕も死んでショートケーキを食べてる筈さ
1うしうしと かわいい顔して 頭突きして 牛に初恋なんてない 発情したら どことも知れない種をつけられるだけ うしうしと モーモー鳴いて 草を食べ 初恋しらない 妊娠してる うしうしと 子供生まれて ペロペロと 子牛なめなめ かわいがる
0《キョロちゃん》 ネトゲ中毒でずっと不登校 二度寝誘惑にやっと勝ち登校 季節性のない紫外線 規則性のない白い線 遠い雲に、そそのかされる足取り クラスのやつらはオレを見下しもしないけど、 寄り付きもしない。だれも たまにいる、きっとそういうヤツ 前の席の女子 姫カットにアンダーリムのメガネ。覗く矯正歯 別にどってことない地味なやつ アダ名は[キョロちゃん] 別にどってことない地味なやつ 漢文の授業で見えてしまった キョロちゃんが聴いてるSpotifyのリスト オレと興味がまるでかぶっていた 初めておきた、感情に満ちた キョロちゃんは昼休みによく 午後ティーを買いにパシらされる 結局要らないって言われて自分で飲んでる オレは彼女に話しかけてしまった ネトゲ徘徊はこれでバイバイ 二度目ハイハイはこれでハイサイ 季節性のない紫外線 規則性のない白い線 遠い雲に、そそのかされる足取り オレとキョロちゃんについたアダ名 陰キャ連合。ブスの再分配 チーズと牛丼。メガネ置き場 キョロちゃんは目をキョロキョロさせて心配そうだ でも午後ティーはもう買いに行かなくていい なにも気にしなくていい こんなとこ抜けて、チーズ牛丼食いに行こう そんで音楽のハナシをしよう
0【卒業写真】 久遠恭子 きれいにスルーされるトキメキに 波飛沫はホワイトパープル 絶望の淵に立ってもいいのよわたし あなたを想っていること忘れないからねーって言ってみる ふふふ、卒業式になぜかツーショットで写真撮ってもらったよねなんなのあれ笑 全然嫌がらなかったよねあなた おかしいんじゃないの? 馬鹿だから仕方ないけど知ってる! さようならのしるしとしての写真を 破り捨てたあとゴミ箱から拾ったけど もう元には戻らないの あーあ、全ては仕方ないよね
0「初恋の日」 初恋の日なんて 憶えているわけないだろ 静かに頬を伝う涙の意味なんて 憶えているわけないだろ 好きな人がいっぱいいるんです みんな大好きなんです 浮気性なのか知らないけれど 暖かな夕暮れを初めての恋人にした 孤独な魂を包み込んでくれた 一本のタバコが恋人になった 悲しい思いを塗り替えてくれた 街灯の光だって運河の波の光だって 街角や肌を刺す冷たい空気も どこかぼんやりとした人の流れも 全てが恋人だった 家に帰れば音のない空間が拡がっていて ためらいながらそれでも電気を点けました 真っ暗な日々の痛みも恋人でした ベッドが恋人でした 時計がテーブルがカレンダーが壁が恋人でした 月も恋人でした 彼女たちは言う 言うというよりは叫ぶ 俺に向かって叫ぶ 俺にというよりは全てに向かって叫ぶ あなたがこんなふうに悲しんでいるのも その涙が温かいのも 嘘つきなのに嘘が嫌いなのも あなたが人間だからに他ならないんだよ いつの日か全てが俺から離れていくような気がして 寂しくなるけれど いつだって俺は全てに恋をしている
0【連愛詩】返詩の群れ 久遠恭子 霊感があっても運命の赤い糸は見えないままだ 女は姓が変わるからややこしい 誰かの初恋の元になるなら それでいい 死ぬにはちょうどいい日? もらったハーモニカの吹き方がわからない カルピスを 思い出します その子はそのクラスの発表で、ピアノ伴奏をした 全て吐き出したいからここへきたのに 全て吸い込みたいからここへきたのに "夢を捨てちゃダメだよ" ふざけた茶番を本気だと信じる為の儀式をする 牛に初恋なんてない 発情したら どことも知れない種をつけられるだけ 季節性のない紫外線 規則性のない白い線 遠い雲に、そそのかされる足取り 卒業式になぜかツーショットで写真撮ってもらったよねなんなのあれ笑 好きな人がいっぱいいるんです みんな大好きなんです 浮気性なのか知らないけれど 暖かな夕暮れを初めての恋人にした
1上の詩は、皆さんの作品からさんから、わたしがキラリと光る言葉をサンプリング、引用して作った作品です。 皆さんの詩の言葉が何処にあるか、探して楽しんでいただけたら嬉しいです(╹◡╹)
3あなたの、そんな遊び心がすごく好き! たまらないー!!
0わーい?ありがとうございます! 嬉しいですー!!此処で遊びましょー!
1すみません、ちょっとコメント(&投稿)が遅れました。 「はじめての終着点」 幾万の「愛してる」よりも 少しだけ話に付き合って 黙っていてくれた方がいい 重さなんてかけない 存在の熱をたしかに 感じられるならば 電話のおしゃべり 少しの無言の間がただ 愛おしかっただけでいい 会いに来なくたっていい 生きていなくたっていい 存在していた事実で充分 そのはずだったのに……
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