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いつものキティ
いつからなのか知らない いつもの瞳でみつめている 語らずみつめている いつもの鼻 いつものリボン いつもの髭 いつもの耳 どこからやってきたのか知らない 理由も知らない 夕日に照らされて影をのばして 雨粒に光って灯にたたずんで 古ぼけたくすんだ壁の ちっぽけな家のポストの下 マンションの駐車場前の 人通りの少ない抜け道 雑草とともにいる きみに会いに行く
いつものキティ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1479.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-05-01
コメント日時 2021-05-27
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ABさん ありがとうございます。 寂しいですか…そのように感じ取られる作品なんでしょうね。 寂しいは語り手のなかにあるものかもしれません。寂しいがまた明かりのように仄かに感じてしまう、 感じたいような、そうした情景を求めて向かうのかなあというところでしょうか。
0恋ですね。
1田中宏輔さん ありがとうございます。 はい、恋に近いのかもしれませんね。といっても本物の猫ではありません。 あのハローキティを模したものですが?
0猫は自由奔放なようでいて実は哀しい存在でもありますよね。
1良いです。
1くにとさん ありがとうございます。 自由の素晴らしさと過酷さをともに知る生き物なのかもしれません。小型の虎のような野生動物ですから、潜在的な身体能力もしっかりと秘めた魅力ある生き物ではありますね。 キティは比喩ではありません。あの?ハローキティの猫キャラクターのことですが。
0くにとさん 一言コメントをいただきありがとうございます。 (先のコメントの?には、流れ星の絵文字を入れていましたが、猫だから化けました^^;)
0『ちっぽけな家』か、『マンション』に住んでいる誰かに会いに行くのかなと思いました。 そりゃもう会う人は大事な人で、キティの置物はその人に会う時の印というか、象徴みたいなものに書き手の中ではなっていて、会いに行くと同時にいつも通りキティが道にいる事を確認してしまう。 という感じのストーリーを勝手に想像してしまいました。 何となくですが、初読時にパッと自分のなかでイメージが浮かんだので好きな作品です。 ありがとうございました。
1白萩アキラさん ありがとうございます。 そうですね。たかがキティ されどキティ のような感じを表現したかった作品かなと。 朝夕問わずキティの様子が気になる、理由はわからないですが会いに行くといったところでしょうか。"キティ" の正体が知りたいのかもしれませんね。
0恋慕な韻律と雨降りのアクセントが効いてますよね。いつものキティってタイトルがなによりもよいですよ。ぬいぐるみやアクセサリーって3年も経てば古びてしまって当人以外からすれば、思い入れなんてわからなかったりする。でも当人が持っているであろう大事な気持ち、そういうのって、他人にはわかってほしくなかったり。そんな感じのことをタイトルから考えました。
1楽しさで満ち溢れているようでどこか切なさを感じる詩だと思います。「夕日に照らされて」の所で「いいなあ」と思いました。
1三浦果実さん ありがとうございます タイトル通りでひねりもなくストレートなものとなりましたが良かったです。 雨降りはアクセント、五線譜を弾くスタッカートのようなものでしょうか。 たしかにキティとの関係について具体的な説明は省いていますね。
0福まるさん ありがとうございます 日々のなかで、街中で出会うさまざまなキティの表情をレリーフのように浅く掘り出してみたかったのだと思います。夕日に照らされる は影のイメージがあるようですね。
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