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猫族の村会議
そらみれど どぅん そらみれど どぅん 猫耳の人々が東屋で会議をしている かれらは起きている時より 眠っているときのほうが会話が弾む ニャアぢゃなく尻尾で話をしているのだ 音階の高低を描く微妙な尻尾のうごきだと思うと どぅん と、みな同時に尻尾が すっかり垂れるのだ 今年もまた またたびの葉が白いですな どぅん そらみれど 山を覆う またたびの白い葉 どぅんむ 白い葉が翻ると黒鍵と白鍵のようですな どぅんむ 祭り日には きっと またたびは豊作ですぞ 必ず盛り上げましようぞ どぅん どぅん ほら 合議が交わされた
猫族の村会議 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2861.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 65
作成日時 2019-10-27
コメント日時 2019-11-11
項目 | 全期間(2024/12/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 11 | 5 |
前衛性 | 6 | 6 |
可読性 | 10 | 5 |
エンタメ | 9 | 3 |
技巧 | 13 | 8 |
音韻 | 8 | 3 |
構成 | 8 | 3 |
総合ポイント | 65 | 33 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.4 | 1 |
前衛性 | 0.8 | 0.5 |
可読性 | 1.3 | 1 |
エンタメ | 1.1 | 1 |
技巧 | 1.6 | 1 |
音韻 | 1 | 0 |
構成 | 1 | 0 |
総合 | 8.1 | 3.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
猫ちゃん、俺も昔拾ってきて家族と飼ってたんだけど、そいつがまー大人しくってお利口で、にゃんとも言えない子だったんだけど、ソファなんか座ってると隣にちょこんとやってきて、何するわけでもなく尻尾を俺にぶっつけて来て、撫でてやると、また尻尾をゆらゆらさせて、甘えられてたんか、からかわれてたんか分からんけど、その当時のこと思い出せて嬉しい。作中にあるように、尻尾で意思を示してたんかな、そんなことを思わせる作品でした。猫ちゃんのまたたび祭り参加してえ、猫ちゃんたちとどぅんどぅん会話してえ。でも尻尾がねえ、、、 音韻もイメージも素敵です。
0猫、飼ったことが無いのですが、家の周りでよく見かけるので、それも相まってなのかとても面白い作品だなあと感じます。「猫の集会」なんてよく言いますけれども、確かに集まって鳴いているのはあまり見かけないような気がします。なるほど、尻尾で、か。
0対象をよく観察していて、愛があって、素朴に好きな作品です。文章にリズムがあって良いなと思いました
0かわいい。 読んだらまったりしました(´・∀・) 「どぅんむ」の「む」にもふもふ感を感じます。
0現フォでもコメントしましたが、音階の高低を描く微妙な尻尾のうごき---発想が素晴らしい ですね。
0/舜舜 様 あいらしい猫ちゃんのお話。読んでいて にゃんとも楽しかったです。この詩は、夏に山間にある喫茶店で まったりしていたときに 山を見ると、木の葉が全部 真っ白い部分があったんです。調べてみると、またたびの木でした。 私は そのとき まったりとくつろいでいたものですから、まるで 私に 尻尾があるかのような妄想をしたのです。 言葉じゃなくて もふっとした 尻尾で 相槌をしあって、どぅむどぃむって 尻尾のあげおろしだけで すべてが解るみたいな気分だったんですよお。だから。 尻尾あるんですよ。わたしって (きっぱり)
0絡刻様 そうですよねぇ。わたしの家の玄関で 地域の猫のボスらしい黒猫ちゃんがよく寝てます。猫同士でよくあつまってもいるのですが、恋の季節に 凄い声で、それは恋なんですかあ ほんまですか。と、尋ねたくなるような声をだしていますが、会話みたいな鳴き方は、あまり聞きません。 やはり。かれらは 尻尾で話をしているのだと思われますです。はい。コメントありがとうございます。
0星空そとば様 寝ているように見える猫の尻尾が おなじリズムで揺れている様子は、見たことあるのです。 それを生かしてみました。ありがとうございます。
0ころね様 ころね様曰く「かわいい。」 るるの心の声(え?わたしが?) もふもふもふもふしてみました。ありがとうございます。
0st様 ああ、ありがとうございます。最近、さまざまなサイトで お名前を拝見しています。 うれしいなあ。これからも こちらのサイトでもよろしくお願いします。
0こんばんは。 お久しぶりです。 そらみれど、って音は、音階でもあるし文脈でもあるのですね。素敵な詩を眺めることができて嬉しいです。音楽的な詩であることも流石と思いました。
0竜野欠伸様へ おひさしぶりです。そらみれど、って音は、そうなんですよ。音階なんです。 そして、「空見れど」なのです。おきづきでしたか。嬉しいです。 ついでにいうと、音階をあわせて尻尾が上下してるような うごきのつもりも すこし あったりします。 さすがだなんて、この詩の場合は アホなことも言ってみたい気持ちで書いたので、恐縮です。 それはそうと、こちらで また竜野欠伸さんの詩も読ませていただけますね。楽しみにしています。読んでいただきコメントまで ありがとうございます。
0さすがです。 読んでいて和みました 僕も猫になりたいと思いました!
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