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残暑
一過性の涙、それはスコール。すぐに乾き、噎せ返る空気がたちのぼり、引率者のように這い上がってくる虫。泣いたことが嫌いな人の吐いた息のようで気持ち悪く漂う。逆転を考えては、正しく奪えと爪を噛む。熱射病に罹った虫が動きを止める。ジリっと焦げた音。一過性の焼印、それは日帰りの冒険。影送りした横顔が浮かんでいる。もう一度来て欲しい。号泣するほどの雨が。求める水と野性。いくつかの変わりように、無駄に傘を使ってしまったのはわたしだ。
残暑 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1045.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-09-18
コメント日時 2018-09-28
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ちょうど昨晩、歯医者に行っているあいだにゲリラ雨が降りました。 この、前後の、蒸気、むわっとすると表現される、それ。 あと、飛行機から南国へ降りたときの、むわっとすると表現される、それ。 そんな2つが広がりました。ありがとうございます。
0かるべまさひろ様 コメントありがとうございます 実際に経験されたことを、この詩に重ねていただけて光栄です ありがとうございました!
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