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もう二度と詩なんて書かない
雷様は怒った。ドン!と一際強く太鼓を叩いた。崖、 から落ちれば、花のように赤キャベツの千切りを濾す紫の色水のような心をどうして私の 両眼はガラス製のみずうみ犬のように顔を助手席のウィンドウから出したあなたは 忘れるということがもし 10000円札が出てきたら、10000円札はいります!と大きな声で叫ぶんだ。他のみんなにハッキリと件の塔はいつ出来たのかもわからない古からそこに建っている( お前の婆さんの婆さんの婆さんよりも古い)んだが階段が透明になっていて、ステップを踏むごとにピアノのような音がして、崩落するのだ。ひとつひとつの鼠が 増えるんですね。たくさんたくさん増えるんですね。1匹いたと思ったら、2匹、3匹増えるんですね。寝床の上の屋根を増えるんですね。虹の色が増えるんです明日 、また明日に、なったら、わたくしは、よくなっていますか、針、のような、雨、が降って、花、のような、光、のような意味のわからない ことばかり言って、俺を笑わせて、彼女は向こうに行ってしまった。ついていくと地上の工事現場を見下ろしていた。電車はまだ来ない。働く人も一切 私には覚えはありませんわ。とエミリーは言った自転車は 空を飛んだ彼は天使に 会ったことのあるような顔をしていて、それは子供のころに飾ってあった絵のように左手の火傷の痣は 何年も消えずに残っている。頭の後ろの世界地図では海がだんだんと干上がり、すべてを砂漠のようにその時きれいなナイフが 心臓に突き刺さった!それは熱かった。血がほとばしり裏庭で 夜、あなたにあげる星座をさがし俺はなにかを 思い出すことがある。その下にあるすべてのものが青く光るとき。思い出は目の前から湧き上がる。その街角でたしかに、あの人は立っていた、そしてふと、気づくと、行き交う人などに、透明だと気付かされる。
もう二度と詩なんて書かない ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 871.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-09-10
コメント日時 2018-09-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ぱずる
0のように みえました
0この作品はまだ、輪郭がくっきり出ていないけど、かなり個性を秘めた才能を感じた。気のせいじゃないと思う。わかる人にはわかると思う。ぐちゃぐちゃさがあざとくない。
0人の心はパズルみたいなもんだ。そのピース、断片はただの謎にすぎない。もっと言うなら、人は世界をパズルのようなものだと捉えている。そのもろもろは断片にすぎない。しかし私という個性をもって各々のジグソーパズルのヴィジョンを作る。生とは一幅の絵を描くことではないのか人は協力することが すべてだ。同じ時に同じ場に在るということがすべてだ。人と人はどこまでいってもわかりあえない。それは自明の理だ。しかし、たとえばバンドが音楽を共同で創造していくように、各々は別のものでありながら、一つの協力関係に参画する。それが人の動物としての本質だ。サルの時代からアナーキズムなんてものは存在しなかった。そこには社会があり、父がいて、母がいて、兄弟、仲間。そして敵がいた。言葉というものは協力関係で成り立つ。言葉において、詩において我々は共犯者なのだ。
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