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どうするの?
でさ、 結局のところ夏は来てしまったし 君はもうここにはいないし 僕はそれを考えるのにも疲れたんだ 八月がまた何度も巡って来て 蝉が至る所で戦慄いて ああ、あっという間 僕らの季節は終わっていた それでも夏は続くんだってさ 冷蔵庫 の中にあっても アイスは溶けるんだってさ おかしな話だよね 本当おかしな話だけど 八月のアリスはどこ? いくら探しても見つかりっこないや 僕は、また君を、 ……やめようか
どうするの? ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 993.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-08-13
コメント日時 2018-08-19
項目 | 全期間(2024/12/27現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
会話の途中から始めるところにセンスを感じました。私の勝手な妄想ですけど、これ、ループするんですかね、最後から最初に戻って永遠に君のいない八月の話をする、なんていうのも素敵ですね。 八月のアリスはどこ?←これ好きです。現実なのかそれとも物語の世界なのか曖昧にする力のある1文だなぁ、と。どーでもいいですが、私アリス好きなんですよね、よく似てると言われますが、馬鹿にされてるんでしょうか。どうやら、不思議の国に迷い込んだようです。白うさぎさんを追いかけないと。
0タイトルと書き出しの「でさ」が相成って、今まさに会話しているような現実感が出ている。惹き付ける切り口ですね。この詩を読んで、前回の永遠の子供を思い出しました。君は、妹のことかなと想起されました。
0なつめ 様 コメントありがとうございます。 夏はやはり醒めないでほしい一方で暑いので早く終わってほしかったりします。そんな中での朦朧とした意識の中のお話と思っていただければ幸いです。 ヤエ 様 コメントありがとうございます。 「永遠の子供」同様に勢いだけの詩になってしまったことが心残りですが、勢いを感じ取っていただけて幸いです
0このライトなタッチと、ダリのアイコンの対比が、僕個人としては面白いと思いました。詩自体の感想からはそれますが。四畳半学生さんのフィールドはどうなっているのかと、思わず興味をそそられました。余談で、手前みそですが「僕らの季節は」というフレーズを「サンプリング(REFRAIN)」において使わせていただきました。四畳半学生さんの詩から引用したいなぁと思っていたところ、完成間近にこの詩が投稿されて、ピタリと決まったのを覚えています。
0四畳半学生さん、こんにちは。 日差しも短くなってきて、昨日からだいぶ涼しくなりました。 冷蔵庫の中の炭酸水の減りが遅い。 夏は瞬く間に終わってしまうし、終わったことの思い出だけが拭いきれず残る。 そういうものですね。そのこと、改めてよくわかりました。
0stereotype2085 様 コメントありがとうございます。 軽さも重さも全部何処かへ追いやってしまいたいという想いの現れなのかもしれませんね、などと冗談を言ってみたりします。 引用したいと思っていただけること、嬉しいです。 コメントありがとうございました。 右肩ヒサシ 様 コメントありがとうございます、こんにちは。 そういうものだと思います。そうして巡っていくことを受け入れていくのでしょうかね。疑問です。 コメントありがとうございました。
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