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ロード、バード、ストックヤード
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ロード、バード、ストックヤード ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 574.2
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-01
コメント日時 2025-01-14
項目 | 全期間(2025/01/18現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
黒電話、懐かしいですね。無駄に重いんですよね、アレ。 その尻尾というのは、あのぐるぐる巻きのコードのことでしょうか。
1コメントありがとうございます。 実際に使っている現場には遭遇したことがありません。まだ残ってるのでしょうか。 精進します。
0う〜ん、やはり過小評価されていますね。らりるれろさんは高打率に良い詩を書く。私も頑張らねばと背筋がピンと立ちます。 色々ありますが、まず「ストックヤード」について。ロードやバードは街並みの情景として現れますが、この詩におけるストックヤードは何か。 調べると意味は、一時的にゴミや土を保管する場所、各々の家に外付けに設置されたような空間……。 家などの閉鎖的で安全な空間と、公共な外部の中間に位置する空間、としてのストックヤードと捉えてみる。そしてその問題意識のようなものが、たとえば「雑踏に〜」の連で顕著に現れていそうである。蹲り、球体のようになる、心を一時的にしまう肉体のストックヤード。それは実現できないのだろうか、と、その苦しさ。 空のスノードームが張られていて、ロードにいる人々も、飛んで自由そうな鳥たちもみな、その空間に閉じられていて、自由ではないことへの気づきが、詩の生まれた動機にあるような気がする。だからこそ、自分の中のストックヤードに自由を見出すしかない、と蹲っていくような。 しかし、そのスノードームを破ろうとした痕跡なのか、夕暮れの境=水平線?を誰かが殴った痣ができていたり、風が吹かないはずなのに銀杏が薫ったりする。そして、季節はスノードームごと、別空間へと自由に過ぎていこうとする…… しかし、最後がまた味があるんですよね。もう一度考え直して、いや、自分は風や季節のように移動できないだろ、とも思っているような(あえて、見過ごしていくような)。それまでがすごく詩的な展開だったので、主客が混じり変身していくような締め方になるのかなと、予想していましたが最後にまたひねる。人間のまま答えのない問いへと歩いていく。なかなかできないですね。 良い詩でした。
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