白線。 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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パパの日曜日

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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居場所をありがとう。

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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きょこち(久遠恭子)

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もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

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だれのせいですか

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sorano

衝撃を受けました

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二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

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白線。    

横断歩道の上の白線は 決して真っ白であったためしがありません。 必ず、幾多の轍が、靴の踏み跡が刻印されています。 もしも、真っ白な白線がひかれていたなら ぼくは、その上を這って渡りましょう。 お腹を擦りつけこすりながら渡っていきましょう。 そして、渡り切ったなら、もう一度ターンして こんどは、背中を擦りつけこすりつけ戻ってきましょう。 そうして、何度も何度も往復してみましょう。 しまいに白線が擦り切れて見えなくなってしまうまで。 ぼくが擦り切れてなくなってしまうまで。



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白線。 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 15
P V 数 : 638.0
お気に入り数: 1
投票数   : 5
ポイント数 : 0

作成日時 2024-11-01
コメント日時 4 時間前
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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エンタメ00
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音韻00
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閲覧指数:638.0
2024/11/21 20時29分57秒現在
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    作品に書かれた推薦文

白線。 コメントセクション

コメント数(15)
お弟子さん
お弟子さん
作品へ
(2024-11-01)

多作家の方はnoteの方がいいよ。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-11-01)

お読みくださり、ありがとうございました。 note書き方がわかりません。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-11-01)

これは、ユリイカの1990年2月号の投稿欄に採られた作品です。 載せられた2作のうち、第1のものです。投稿欄のトップに掲げられました。 選者の大岡信さんとの最初の出合いを飾る作品でした。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
作品へ
(2024-11-03)

良い速度感の詩だと思いました。 三行目から四行目に展開された時、私なんかは「その完璧な白線は渡らないようにするのかな」とか予想しながら、その後「這って渡りましょう。」と来ても、跡つかないとかかな、どうなんだろう、と考えさせられ、まんまと横断歩道のことばかり集中してしまった。 「擦り切れるぼく」のことなど、予想つかなかった。ゆっくりな展開からの締めの緩急が上手いです。 そう分かってから読み返すと、跡のついてない横断歩道で身を擦ること→未開の事柄で身を粉にすること、みたいな覚悟が見えそうですし、無造作に通られてしまった道もあること、色々な気づきがありそうです。 良い詩でした。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-11-03)

熊倉ミハイさんへ お読みくださり、ありがとうございました。 ご感想のお言葉もいただけて、うれしいです。

2
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-11-03)

「わたしは世の中の規範に抵抗しますよ、何度でも」というメッセージに受け取れる。反骨の詩人。

1
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-11-03)

おまるたろうさんへ お読みくださり、ありがとうございました。 ご感想のお言葉もいただけて、うれしいです。

1
紅茶猫
作品へ
(2024-11-20)

白線が汚れてしまうくらいなら、いっその事消してしまいたいというパッションはどこから来るのだろうと思いながら読みました。 車道の上では歩行者は一番の弱者で、横断歩道はその歩行者の唯一の安全地帯な訳ですが。 安全地帯など壊してしまってリスクを取ろうとする若さと、でもその安全地帯に体を擦り付けたいほど執着している両極端な感情のせめぎ合いが感じられる詩だなと思いました。 若さは欲張りですね。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-11-20)

若さは欲張りですね。 はい。齢を取っても欲張りなものですけれども。 お読みくださり、ありがとうございました。

1
三明十種
作品へ
(2024-11-20)

それが床でも横断歩道でも擦りつけるという行為は男性機能にとっては悪いそーですよ!背泳ぎして横断歩道を往復してみたいです。いい作品は30年そこらの年月経ったぐらいじゃ褪せないもんなんッスねー

0
作品へ
(2024-11-20)

言うまでもないことではありますが、まっさらな状態でこのような水準に値する詩を書いてくださいとなれば、高水準の観察力と想像力と発想力と筆力を要求されることになります。白紙の状態からこのようなフレキシブルな詩が完成されるまでの制作過程を想像しますと、まず横断歩道の白線に着目する人なんて限りなく少数でしょうし、ましてや面白く書ける人となれば、もはや稀有な存在でしょう。横断歩道ならまだしも、その白線に目をつけて詩をしたためる詩人なんて、世界広しといえども、これまでにいたでしょうか? それも30年前にですよ? 少なくとも私は見聞きしたことがありません。人が普段見過ごしてしまいそうなモチーフを詩人は決して見逃さずに、面白く書けてしまう、そこに詩の真髄があると思います。繰り返しますが、まっさらな状態からこのような詩を書き上げてしまうのだから、恐ろしいという他ありません。まぁ、負けませんが!

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-11-20)

類さんへ お読みくださり、ありがとうございました。 ご感想のお言葉もいただけて、うれしいです。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2024-11-20)

三明十種さんへ お読みくださり、ありがとうございました。 ご感想のお言葉もいただけて、うれしいです。

0
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(01:06:52)

反撥、抵抗、覚悟、執着と、さすがに皆さんいい読みをされておられる。特に類さんの感想は素晴らしいですね。わたしもそのとおりだと思う。これは後に倒置反復法や引用を駆使して自分のスタイルを作り上げていく筆者の未来を、大岡信も予測できたんじゃないかな。だから短いながらも好印象を持ったんだ。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(4 時間前)

アラガイsさん、ありがとうございます。

0
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