よんじゅうagain - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

よんじゅうagain    

生垣のそばにはあおむらさきの花が 赤い実をつけていた、 ふるえるものがひらこうとして、 そのまんなかにあまぐもがあった、 かぜが忘れられた影になげかけられ 流れていくものがあった、 やさしいはなしかたの祖父と 庭のこと、あめは、 わたしたちのうえで、点字にかわる、 降り止まないことばだった、 赤い実を食べてはいけない 食べたら阿呆になる、どしゃ降りのなかで 祖父の着流しがすけて、 ブリーフだけがくちぐせのように そう、お祈りをする、



よんじゅうagain  ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 462.4
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-09-09
コメント日時 2024-09-10
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:462.4
2025/04/12 06時39分11秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

よんじゅうagain  コメントセクション

コメント数(5)
九十九空間
九十九空間
作品へ
(2024-09-09)

まず冒頭の「花が/赤い実をつけていた」という描写に違和感があります。なぜなら、実をつけるころには花は枯れているからです。 詩的な描写が、祖父のブリーフというぎょっとするほど生活感のある終着点に辿り着くのが不思議でした。どこか悲しさとやさしさの混じった匂いのする詩だと思いました。ささやかな、そして決して永遠ではない生活がすべてであるような、そういう悲しみです。でもそういう生活を、決して否定していないと思いました。

1
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-09-09)

車谷長吉的というか。 引き締めと、あそび。と手渡し。 (もしも、よんじゅうさんの作品ではなかったとしたら。今年一番の恐怖)

1
よんじゅう
よんじゅう
九十九空間さんへ
(2024-09-10)

九十九さんのコメントはぼくにとってもっと詩を読みたいとおもわせてくれるコメントでした。ありがとうございました。

0
よんじゅう
よんじゅう
おまるたろうさんへ
(2024-09-10)

https://youtu.be/o9ol4BnaDPU?si=BmtekRJdCY_eAFSn 最近こればかり聴いていてなんかその気になっちゃって。車谷長吉読んだことないので読んでみたいと思ったよ。コメントをありがとうございます。

1
おまるたろう
おまるたろう
よんじゅうさんへ
(2024-09-10)

deep & still can't dress myself イイっすね=3 曲とヴォーカルのシンクロ率高い。

0

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 2