恵みのチョコレート - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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恵みのチョコレート    

むかし戦争があったなんて ――きっと嘘だ、 円柱型のチョコレートを 小さな花紋のある包み紙を破って、 贈り物だと信じて食べた チョコを食べると、熱くなって 自分が強くなるのを感じた ふたつの閃光は、平和の礎 すべては陰謀論なんだ、 悪い人なんて何処にもいないし、 お金持ちの人たちは親切だ 貧しい人は善意によって支えられている 薬も、病気の人を救うためにある 道端で、声をかけられて 生き残るために、クスリを買う きっと平和のためにはお金が必要だから 病んだボク自身を救うためにも、 たくさん寄付をして祈りを注入する 祈りの中で、ボクは特攻隊員だった 恵みのチョコを食べて自由の空へとむかう



恵みのチョコレート ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 954.8
お気に入り数: 4
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-05-21
コメント日時 2024-05-27
#現代詩 #ビーレビ杯不参加 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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 エンタメ00
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閲覧指数:954.8
2025/04/12 12時25分21秒現在
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    作品に書かれた推薦文

恵みのチョコレート コメントセクション

コメント数(8)
黒髪
作品へ
(2024-05-21)

かなり強い現実認識の上に書かれていますね。 クスリに手を出し、お金と平和がごちゃごちゃになり、寄付として薬物を摂取して、 僕自身が救われる(と思う)。祈りだけは正しくて、あらゆる悪は祈りの力に、 そのうち負けるだろう。この詩の中では、クスリがいけないと気づき、チョコレートになる。 それさえも隠語か、それは良くわからない。特攻隊員になれば、自由の空へ行く資格が できる(気になるだけか)。いや、少なくとも、空が自由という観念を獲得できたではないか。

2
atsuchan69
黒髪さんへ
(2024-05-21)

コメントをありがとうございます 「覚せい剤チョコ」については、 2022年8月16日に放送された「MBSテレビ」のニュースがありました (https://youtu.be/0jgov8ncbc0?si=ypkWhGLwAfUl5U_m) この作品は自由詩の形式を取っており、 詩の内容がより直接的かつ柔軟に伝わるように リズムや韻律に縛られず、自由勝手気儘に表現していますが 表現技法が「つまらない」と思われたらどうかお許しを、、

1
鷹枕可
作品へ
(2024-05-21)

素晴しい。 クスリは、ニンゲンを、健康にしてくれますからね。 アーアー、 当方健康ナル労働者ヲ求ム。 19世紀ロンドンヨリ。 21世紀 Civil War ヘイタル、 ニッポン へ

1
atsuchan69
鷹枕可さんへ
(2024-05-22)

コメントをありがとうございます ボクの知るかぎり、パブロンは風邪によく効きます 太田胃散も胃腸不良のときに飲むと優れた効果があります ええと、日本の製薬会社の多くは忍者の末裔ってご存知でしたか?  明治以降、彼らは自分たちのスキルを使って医療とその利権を包囲しました

1
さか たけお
さか たけお
作品へ
(2024-05-25)

とても感銘を受けました。こういう悲惨な道を通った人が身近にいて、見聞きされた方なのであれば、これからも書き続けていただければ幸いです。

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atsuchan69
さか たけおさんへ
(2024-05-26)

コメントをありがとうございます。 以下の動画をご覧になって頂ければ、より感銘を受けるかと思います、、 https://youtu.be/W28kNzz50pw?si=CB0ymNcKZlOAYo-z 神のごとき存在であるイモータン・ジョー(※)のためなら命も惜しまないニュークス。監督のジョージ・ミラーは放射能に身体を蝕まれて余命幾許もない War boys のニュークスを「神風パイロット」をイメージして描いています。唇が爛れているのは、恐怖に打ち勝つために――歓喜の――銀色塗料を唇にスプレーするためです。 ※イモータン・ジョー=Immortan Joe→https://youtu.be/BX-FMvt83fA?si=P7vox-2odWwld5pF

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おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-05-26)

おもたいものと、かろやかさとが、同居している詩で、 >むかし戦争があったなんて >――きっと嘘だ、 っていう、極私的な視点から、 現実認識とか、戦時の想像力とか、報道資料とか歴史とか、 だんだん視点が広がっていって、読んでいる方をも巻き込んだ共時性を 持つ視点へと向かう。 「特攻隊員」 これ、老人Z世代から、Z世代にいたるまで通用する言葉ですね。 なんでだろう?...百田尚樹のおかげ? こういろいろ自問できるというのは、 それだけ実直な詩なんだろうなと思いました。

1
atsuchan69
おまるたろうさんへ
(2024-05-27)

革マル派系組織とされる労働組合によって従業員ひとり一人が支えられた旅客鉄道会社が運行する時速320kmの高速列車が同一軌道を15分刻みで今しも突っ走る。しかもテロはもとより「システムそのものの根本的欠陥に起因する事故」はまだ一度も起きていない。革マル派、つまり日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派は間違いなく公安からみれば「極左暴力集団」のはずなのだが、利用する側の私たちは国家とともに革マル派系組織とされる労働組合に支えられた旅客鉄道会社の従業員を微塵も疑ってなどいない。また、「指定暴力団」にしても組のフロント企業の中には一部上場の企業もある。流通に関して言えば、港湾施設や冷凍倉庫は彼らによって機能している。コンビニの商品にしても、その多くは彼らの傘下にある運送業社が定時納品している。さて、彼らがいなければ一体誰が「食べて応援」をしつづけるだろう? 口で綺麗事を言い、被災地を見殺しにするのと「偽装」のどちらが正義なのだろうか? ナポリへ行け、中国からのコンテナが山積みにされているぞ。ボクたちは中国産よりもイタリア産のものをよろこんで買う。 https://youtu.be/kTqwy6ay1HQ?si=3rPPnNYPavkPMS_Y

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投稿作品数: 3