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Nature
消された言葉はなぜ 消されなければならなかったのか 雨の中 蝸牛たちは皮膚で話し合う 世界で最も静かな会話を
Nature ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 743.6
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-05
コメント日時 2024-03-08
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
短い歌ですが素晴らしいですね。 また詠ませて頂きます。
0おはようございます。 「言葉」は霧状のような形はないもののように思います。 しかし、「文字」になってしまうが故に可視化され、捕える事の出来る「形あるもの」になってしまう。 だから「消去」が可能となってしまう、または歴史からの「追放」が可能となってしまう。 しかし、「会話」というのは 「言葉」に頼らずとも可能であるから「可視化」させる事が出来たとしても「消去」は出来ない。 「会話」は相手に伝わってしまえばその役割を満たせますから、「言葉」なんて下手すれば伝わらないものよりは、よっぽど「便利」です。 Nature。 「言葉」を使わず「会話」し、理解しあえる蝸牛たちと、「言葉」を有して「会話」し理解しあえない人類。 クジラは歌います。 そのcommunicationは複雑な感情、または複雑な哲学故、人は読み解く事が出来ない、と聞いた事があります。 純粋に「伝達する」という事に関して「会話」する事において、「nature」の方が高次の行為を行なっているのでは、という事を想起しました。 いかに「引力」を纏えるか、というのが文章作品の魅力で、この詩に関しまして、短い詩行の中に、離れがたい「引力」を感じました。 誤読、甚だしい部分もあり、長々と文章を書いてしまい、申し訳ございません。 魅力的な作品、ありがとうございました。
0素敵で過不足ない表現ですね。
1コンパクトに収まっていますが、ポトリと心に沁みました。 素敵な作品ですね。
0コメントありがとうございます。 嬉しいお言葉、感謝します。yutaka77さんの新しい歌を楽しみにしています。
0おはようございます。 コメントありがとうございます。 素晴らしい考察ですね。自然界の生物が言葉ではなく会話を通じてコミュニケーションすることが、純粋な伝達において高次の行為と捉えられる点は考えさせられます。異なる形でのコミュニケーションが言葉以上の深い意味を持つことは、私たちが言葉にとらわれず多様な手段で繋がりを築く可能性を示唆しています。自然界の生物が示すように、言葉以外の表現が情報や感情をより豊かに伝えることができるのかもしれません。 クジラの歌が持つ複雑さには、感情や社会的な意味が絡んでいる可能性があります。その独自のコミュニケーション形式が、彼らにとって重要であることは、自然界の中でのクジラたちの特異性を示しています。私たちの理解が限られている中で、彼らの歌が持つ深い意味に迫ることは難しいかもしれませんが、その存在自体が尊重されるべきものです。 言葉の力で感情や共感を紡ぐことが、読者と作者を結ぶ特別な瞬間を生むのだと思います。感性と文字が交わり、意味深いつながりを作り上げることが、文学の奥深さですね。
1お褒めいただきありがとうございます。過不足ない表現でお伝えできて嬉しいです。
0コメントありがとうございます。 心に沁みていただけて嬉しいです。簡潔ながら感じていただけることが何よりです。
0これはですね。消された会話は何故?という疑問符から入って二連の蝸牛の会話です。雨によって消されてしまったのか、ならばべつに会話の主が蝸牛でなくてもいいと思うのです。何故?という疑問符は読み手が感じることで、何の前ぶりも無しに話者からいきなり入ってこられるのは読み手に対してやさしくはない。その問いは二連との関係を位置づけて想像せよ。と言われてもあまりにも遠いのです。
0コメントありがとうございます。 確かに、読み手がいきなり投げかけられる疑問に戸惑うこともあります。もし疑問符から入ることが読み手にとって分かりづらいと感じられた場合、より前ぶりを持たせることで理解を助けることができるでしょう。それと同時に、二連の蝸牛の会話が「何故?」という疑問とどのように関連するか、明示的なつながりを示すことが重要であると思いました。前ぶりの追加や疑問と蝸牛の会話のつながりをより明確に示すことで、もっと分かりやすい作品になるかもしれません。
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