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陽だまりと常、流れ
明日ももっとひとを好きになる 明日もあたたかい気持ちになれる 風にまかせて 空にまかせて おひさま見上げてほころぶ目尻 囚われず ゆるやかに眠りながら 波間(はざま)を捕らえよう 深呼吸して 耳を澄ませて 憧憬 瞳に期待する霧の朝 喉の奥がしんと冷たい 生きろ 明日はおさかなが食べたいな
陽だまりと常、流れ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 924.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-12-22
コメント日時 2018-01-01
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
投稿ありがとうございます。 喉の奥がしんと冷たい 生きろ この流れが好印象です。「生きろ」というフレーズは受け取る読者によって様々な印象になると思います。その印象が左右される要素のうち「作者はどんな人だろうか」と想像があって。もちろんその想像は作品から想像するわけなのですが。この「生きろ」だけ、読者の想像に任せるとされてることが、心地よい作品になっているのかもしれません。あるいは、メッセージなどなく、語り手自身に言い聞かせる「生きろ」なのかもと思いました。が、しかし、これはメッセージ性があると私は思います。
0ある程度書き慣れてくると時間や空間を意識するようになります。そして読み手という存在を意識する。自身の気持ちの揺れを表現するのには、この作業が欠かせなくなってきますね。それはクリアーな感覚を読み手に促し、あるいは暖かな表現で読み手のこころに訴えてくる。書かれた言葉の中に自身の姿を投影し、読み手は夢のような空間を一人で想像するわけです。 身近な言葉で日常が表現されていますが、常日頃扱い慣れているだけに、これらを詩情へと導くのもそう容易くはない。読み手は見慣れていますからね。 なので時間や空間を意識し飛躍させてみたり、または流れを止めるように異質なものを投げ込み読み手の感覚に作用させる。それらを逆に同化させることで主体はいっそう強調される。などなど…書き手は工夫するようにもなります。この詩に置かれてある終わりの二行などもそうですね。 しかしながら、末尾にもってこられた(明日はおさかなが食べたいな)の(おさかな)。この気持ちの飛躍がこの詩で活かされているのだろうか、、といえば、わたしはちょっと懐疑的になります。
0三浦果実様 丁寧な感想、ありがとうございます。 田舎で自然に囲まれて生活しております。その中で感じたことを詩にしました。 喉の奥がしんと冷たい は、冬の朝の空気を思い切り吸って喉の奥がすっと冷たくなる様子と、これから始まる1日に少し不安を抱いてる様子を表したくて、書きました。 生きろ は、私自身に言い聞かせるための言葉ですが、 メッセージ性がある!というお言葉、嬉しく思います。ありがとうございます。
0アラメルモ様 丁寧な感想、ありがとうございます。 今回初投稿です。 1作目ですので、これから言葉について深く考えつつ、楽しみながら詩を作っていきたいという所存です。 空間、時の流れ。 静かな田舎で生活していると、それらを詩で表現したくなります。 なぜこの詩を投稿したかというと、毎日をもっと大切に生きようという思いが湧いたからです。 自然に囲まれて生活していると、 癒されますし、自身の中の生命力と本能が研ぎ澄まされていく感覚があります。 詩の〆に「おさかなが食べたいな」と書いたのは、 私は食べることも生きることの一つだと考えていて、自分の好きな食べ物がお魚だからです。毎日明日何が食べたいかを考えながら生きています。 ありがとうございました。
0基本的に語り手は明日を見ていて、多分毎日がつらいのかなぁと、だから日々を生きる為に明日の目標を立てる事によって、日中を乗り越えてなんとか寝る。そして起きて、明日の目標をセットするみたいな感じかな。だから一連目は日中の話、二連目は夜から次の朝、《生きろ》という決意というか強い命令を下す、三連目(最終行)は次の日の日中みたいな感じかなぁ。 全体的に自己暗示みたいな感じがします。「なる」「なれる」から始まり、食べたいという風に繋がっていくのは、どうなんだろうな。この場合は達成出来たかどうかというのよりは日々の気持ちの持ち方、持ち様に過ぎないのかもしれません。
0〈喉の奥がしんと冷たい〉この一行に、実感がこもっていて、いいですね。 全体、そして、最後の一行を含め・・・ちょっと古いですが、『カモメのジョナサン』を思い出しました。
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