作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治


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フワッと孤独な夜は

 湖湖
 9   824.0   1   2 

フワッと孤独な夜はおしゃべりを思う 宇宙の星たちがいつかの夏の日のおはじきになる チン、チン、カチン 指で弾いて 透けるのはいつかの夢だ 固く小さな硝子の鳴る音と囁く声 天の川の清らかさと 滔々と濁るうたかたの宇宙時間の飛翔よ 洗われて......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-02-28

『私が書いた最も美しい手紙』『人生はキャラメルコーンの中……

 manacuba
 0   536.3   1   0 

1『私が書いた最も美しい手紙』 ●●先生へ お久しぶりです、先生。また短い間ですけどお世話になりそうです。これは私信であり犬笛です。ただし感謝を込めた! 最近、私はあなたとの20年に及ぶ私たちの関係について考えています。あなたは私に何をしたか。あるい......


現代詩
作成日時 2024-03-09

対峙する

 積 緋露雪
 1   489.5   0   0 

今すぐにでも何ものかが出づる 不穏な気配に満ちた壁に 四方を囲まれ 緊張で張り詰めたその部屋に 独り端座する覚悟は 刎首(ふんしゅ)されるか 或るひは 糞首するかの鍔(つば)迫り合ひを 真剣で行ふ覚悟に似てゐる。 此の世に存在するといふことは......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-03-04

届くには届かぬ

 吐白
 3   442.3   1   0 

髪から滴る雫は爪痕の香りがした 未だに残っているカーペットのシミ いつまでも君のものだと主張している 忘却に眠るトカゲ 尻尾を引きちぎればすぐに死んでしまうのだろう 繋がれていない足枷をはめたまま逃げ惑うその姿に誰もが興を削ぐ 雨音は止んだ......


現代詩
作成日時 2024-03-02

詩の日めくり 二〇二二年十月一日─三十一日

 田中宏輔
 8   788.9   0   2 

二〇二二年十月一日 「ネモ船長の最後の冒険」 海外SF傑作選『異邦からの眺め』6作目は、ヨゼフ・ネスヴァドバの「ネモ船長の最後の冒険」太陽系を破壊しに来た異星人たちをやっつけに地球からネモ船長らが派遣された。敵とまみえたとき、敵は地球人に攻撃もせずに......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-03-02

Nature

 類
 10   810.4   1   2 

消された言葉はなぜ 消されなければならなかったのか 雨の中 蝸牛たちは皮膚で話し合う 世界で最も静かな会話を......


現代詩
作成日時 2024-03-05

くじらの歌

 中沢
 9   1013.2   2   2 

すべてのくじらが歌うのなら すべての露草が雨滴を抱きしめる 単純な対応関係ばかりの夢では エンドルフィンに支持された 懊悩が硝子体を濁すばかりだ 雲のあわいから垂れる雷は 鉛直方向に空を切断する時 誰も聞こえない泥の涙を謳う 煩雑な波のもつ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-03-06

うぞめき、ろまん。

 A・O・I
 2   766.6   0   0 

齢の股から屍の如く 白腕がごっそり生えてきたサンダルウッドの景勝が見事であって 知性の乏しい殻と、勿体ぶって、豪壮の槍を /線香花火の恵慈に突き立てる 『横暴よ。』 確してみれば、稀有にぞんざいの、戯言の細部を圧縮する 『毘藍婆よ。』 制は尾とな......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-03-04
投稿作品数: 8192