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忘却と驚異
濃い毛が気になって 薄い毛の老人の頭を見て 気を紛らわしていた スーパーの店内で園児に切りかかる暴漢が居る こらっ、私は見学を止めて 暴漢をしかりつけるが 言う事を聞かないので 諦めてキリオ(モール)(百貨店)に 向かった モール内のペットショップでは 犬猫ばかりじゃない羊のドリーが 高額な値段で売られて居た モール内ではリーズに会う あんなに付き合っていたのに リーズは別の男の子供を宿して 無事出産をしたのだろう ベビーカーをひいてその子をあやしながら モール内でショッピングをしていた 自分はそろそろ自分の人生の棚卸しをするべきなのかもしれない スーパーの園児も気にかかったが キリオに来た以上 ショッピングに専念するべきだ マントラを唱えながら歩くと 170センチぐらいの大きさの ピングーロボットが挨拶をしているのに驚く このモール総財力を掛けた企画なのだそうだ 私は全てを忘れて帰るために地下駐車場のある 地下3階へと降りて行く 私はそこに侵入していた 鴉にさらに驚いた
忘却と驚異 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1427.7
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2022-08-21
コメント日時 2022-09-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
エイクピア様の人生の一部が明確に分かりやすく、伝わって来ました。
1大林 満さんコメントを有難う御座います。そうですね、人生、ライフ、ライフと言うのは命と言う意味もあるそうですが、ライフイベントと言う言い方も最近ではするそうです。言葉は伝達する手段としては最良のものかもしれませんが、欠点も多く、詩などは、そのへんの機微に対しても意識が強いのかもしれませんが、表現の行きすぎ、他者に対する配慮など、現実から学ぶべき課題は多く、日々勉強だと思っています。自分に対する人生を考えた場合、その重さに汗顔の至りですが、その一端でも表現できればと思いました。詩で伝える、言葉で伝える難しさを日々思います。
0現実、幻想、過去、近未来、現在という時空が交錯しつつ展開するのショッピングセンターの世界、そんな中で時間を戻せない中年男?の悲哀がつづられてるのかなあ?ピング-ロボットから地下三階の鴉への驚愕の落差も斬新だなあ。
1薄楽さんコメントを有難う御座います。地下三階は普通に駐車場として有りかなあと思いました。鴉の侵入はありがちな事だと思ったからですが、詩で鴉を持ち出すと、象徴的な意味を持つことは避けられないので、自分で言うものなんですが、鴉を持ち出したのでは英断だと思うし、それなりの効果は考えて居ました。
0カラスが地下3階にいれば、ぼくも驚きます。
1田中宏輔さんコメントを有難う御座います。カラスが地下三階にと言う発想は、恐らく、短歌で、百貨店の中のイベント会場に登場した動物を巧みに表現したものがあって啓発されて影響を受けたのかもしれません。この作品では地下三階の駐車場にカラスなので、驚きと言うか、異化と言うか、驚異ですね、胸躍るような効果を自分でも期待したのかもしれません。
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