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いつか、虫になる
目が合った瞬間の 風船が粉々に割れる、なにが終わる? 世界が終わる? でも まるで世界にヒビみたいに青空に稲光 浮いた雲は煌めき その雲の上から落下した天使が 楽しそうに、踊ってる みてたら涙ぐみそうになってしまってる 泣くのは嫌いだな 子どものころは泣いたあとで なんであんなにス───ッと 心が安らいだのかな 愛されてる自信が あったのかな そんなのが黄金時代なのかもしれない よみがえるのは針で嘘を刺された夜明け 暮らしのような諦めた笑顔、無口な人 夕まぐれ、だいだい色の温かさと手をつなぐ いつか、虫になるのは決まってる だから射し込む光がある意味、無残な 万華鏡
いつか、虫になる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1215.2
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2022-08-11
コメント日時 2022-09-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
天使と展翅を組み合わせて光を針に見立てていると感じました。 包まれているうちはなんでもなくとも、刺し止められて暴かれるようになれば捉え方も変わるでしょうね。
0リリックが感じられたのですが、稲光と言えば、秋の季語だと思いました。今の時期に合って居る。リリックが感じられる根拠かと思いました。
0「いつか、虫になる」っていうフレーズが気に入りました。
0なかなかに喩えがお上手でらっしゃると感じました。戸川純の虫の女を思い出しました。普遍性のある思いだと思います。たまには猫耳でもつけてみてください。
0ご感想をいただきまして、ありがたく想っております。 感謝しております。
0人間はよっぽどのことをしない限り人間に生まれ変わると言います。
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